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path: root/files/ja/glossary/cross-site_scripting
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index 0d748d34b1..77395a7b4c 100644
--- a/files/ja/glossary/cross-site_scripting/index.md
+++ b/files/ja/glossary/cross-site_scripting/index.md
@@ -2,39 +2,21 @@
title: Cross-site scripting (クロスサイトスクリプティング)
slug: Glossary/Cross-site_scripting
tags:
- - Cross Site Scripting
+ - クロスサイトスクリプティング
- DOM
- - Glossary
- - Security
+ - 用語集
+ - セキュリティ
- XSS
+ - exploit
translation_of: Glossary/Cross-site_scripting
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-<p>クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、悪意あるクライアントサイドのコードを Web サイトに差し込むセキュリティ攻撃です。差し込まれたコードは被害者のブラウザー上で実行され、アクセス制限の回避やユーザーへのなりすましなどにつながります。Open Web Application Security Project の調べによると、XSS は 2017 年において <a href="https://www.owasp.org/images/7/72/OWASP_Top_10-2017_%28en%29.pdf.pdf">7 番目に多い Web アプリの脆弱性</a> でした。</p>
+クロスサイトスクリプティング (XSS) とは、悪意あるクライアントサイドのコードをウェブサイトに挿入するセキュリティ攻撃です。挿入されたコードは被害者のブラウザー上で実行され、アクセス制限の回避やユーザーへのなりすましなどにつながります。Open Web Application Security Project の調べによると、XSS は 2017 年において [7 番目に多いウェブアプリの脆弱性](<https://owasp.org/www-project-top-ten/OWASP_Top_Ten_2017/Top_10-2017_A7-Cross-Site_Scripting_(XSS)>)でした。
-<p>この攻撃が成功してしまうのは、Web アプリにバリデーションとエンコーディングが十分に実装されていない場合です。ユーザーのブラウザーは、悪意あるスクリプトを信頼できないものとして検知できません。そのため、任意の cookie やセッショントークン、Web サイト固有の機密情報などにアクセスされたり、悪意あるスクリプトによって {{glossary("HTML")}} のコンテンツが書き換えられてしまいます。</p>
+この攻撃が成功してしまうのは、ウェブアプリにバリデーションとエンコーディングが十分に実装されていない場合です。ユーザーのブラウザーは、悪意あるスクリプトを信頼できないものとして検知できません。そのため、任意の Cookie やセッショントークン、ウェブサイト固有の機密情報などにアクセスされたり、悪意あるスクリプトによって {{glossary("HTML")}} のコンテンツが書き換えられてしまったりします。
-<p>クロスサイトスクリプティング攻撃は、1) 信頼できない送信元(ほとんどは Web リクエスト)から Web アプリにデータが入力されるとき、または 2) 悪意あるコンテンツかどうかの検査をせずに動的なコンテンツを Web ユーザーに送信するときに起こります。</p>
+## 関連情報
-<p>往々にして悪意あるコンテンツは {{glossary("JavaScript")}} を含んでいますが、HTML や Flash、ブラウザーで実行可能な他のコードを含んでいる場合もあります。XSS に基づく攻撃手法はほぼ無限に存在しますが、cookie やセッション情報といった秘密の情報を攻撃者に送信したり、攻撃者の用意した Web ページに被害者をリダイレクトさせたり、本来の Web サイト(脆弱性を含む)を装いつつユーザーのマシン上で悪意ある処理を行ったりすることが多いです。</p>
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-<p>XSS 攻撃の種類は、格納型(持続型)・反射型(非持続型)・DOM-based の 3 つに分類することができます。</p>
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-<dl>
- <dt>格納型 XSS 攻撃</dt>
- <dd>差し込まれたスクリプトは、標的のサーバー内に永続的に格納されます。データに対するリクエストをブラウザーが送信し、サーバーから悪意あるスクリプトを受け取ることで被害が発生します。</dd>
- <dt>反射型 XSS 攻撃</dt>
- <dd>悪意あるリンクをクリックするよう誘導されたユーザーが、特別に細工されたフォームを送信してしまったり、悪意あるサイトを閲覧してしまったりすることで、差し込まれたコードが脆弱な Web サイトへ送信されます。Web サーバーはエラーメッセージや検索結果、リクエストの一部を含んだレスポンスなどによって、そのスクリプトをユーザーのブラウザーへ送信(反射)します。それまでユーザーはその Web サーバーと通信しており、ブラウザーは「信頼できる」サーバーからのレスポンスとみなすため、悪意あるコードがブラウザー上で実行されてしまいます。</dd>
- <dt>DOM-based XSS 攻撃</dt>
- <dd>クライアントサイドに元々あるスクリプトを利用し、(被害者のブラウザーにおける) DOM 環境を変更した結果、ペイロードが実行されます。すなわち、そのページ自身は変わりませんが、DOM 環境に悪意ある変更を加えたことにより、本来とは異なる方法でクライアントサイドのコードが実行されてしまいます。</dd>
-</dl>
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-<h2 id="Learn_more" name="Learn_more">関連項目</h2>
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-<h3 id="General_knowledge" name="General_knowledge">一般知識</h3>
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-<ul>
- <li><a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0">クロスサイトスクリプティング</a> (Wikipedia)</li>
- <li><a href="https://www.owasp.org/index.php/XSS">Cross-site scripting</a> (OWASP)</li>
- <li><a href="http://www.acunetix.com/blog/web-security-zone/articles/dom-xss-explained/">クロスサイトスクリプティングに関する別の記事</a></li>
- <li><a href="https://secure.wphackedhelp.com/blog/wordpress-xss-attack/">XSS Attack – Exploit &amp; Protection</a></li>
-</ul>
+- [クロスサイトスクリプティング](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0) (Wikipedia)
+- [Cross-site scripting](https://owasp.org/www-community/attacks/xss/) (OWASP)
+- [クロスサイトスクリプティングに関する別の記事](https://www.acunetix.com/blog/web-security-zone/articles/dom-xss-explained/)
+- [XSS Attack – Exploit & Protection](https://secure.wphackedhelp.com/blog/wordpress-xss-attack/)