From 08b8762be83e3914d0ca25616a5a4a5b869c9701 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Masahiro FUJIMOTO Date: Tue, 1 Feb 2022 01:22:48 +0900 Subject: 2021/10/23 時点の英語版に同期 MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit --- .../deprecated_and_obsolete_features/index.md | 395 +++++++++------------ 1 file changed, 159 insertions(+), 236 deletions(-) (limited to 'files') diff --git a/files/ja/web/javascript/reference/deprecated_and_obsolete_features/index.md b/files/ja/web/javascript/reference/deprecated_and_obsolete_features/index.md index ac58824709..0000344d2d 100644 --- a/files/ja/web/javascript/reference/deprecated_and_obsolete_features/index.md +++ b/files/ja/web/javascript/reference/deprecated_and_obsolete_features/index.md @@ -2,290 +2,213 @@ title: 非推奨の機能、廃止された機能 slug: Web/JavaScript/Reference/Deprecated_and_obsolete_features tags: - - Deprecated - - Guide + - 非推奨 + - ガイド - JavaScript - - Obsolete + - 廃止 translation_of: Web/JavaScript/Reference/Deprecated_and_obsolete_features --- -

{{JsSidebar("More")}}

+{{JsSidebar("More")}} -

この付録リストは JavaScript で廃止予定 (まだ使用できるが削除する予定) とされた、あるいは既に廃止され使用不可となった機能の一覧です。

+このページのリストは JavaScript で廃止予定(まだ使用できるが削除する予定)とされた、あるいは既に廃止され使用不可となった機能の一覧です。 -

非推奨の機能

+## 非推奨の機能 -

これらの非推奨機能はまだ使用可能かもしれません。しかし将来的には完全に削除されるでしょう。既にあなたがコード内でこれらを使用している場合は、代替となるコードに置き換えておく必要があります。

+これらの非推奨機能はまだ使用可能かもしれません。しかし将来的には完全に削除されるでしょう。既にコード内でこれらを使用している場合は、代替となるコードに置き換えておく必要があります。 -

RegExp オブジェクトのプロパティ

+### RegExp のプロパティ -

以下のプロパティは非推奨です。これらは{{jsxref("String.replace", "文字列置換", "", 1)}}で使用しても効果がありません。

+以下のプロパティは非推奨です。これらは{{jsxref("String.replace", "文字列置換", "", 1)}}で使用しても効果がありません。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
プロパティ説明
{{jsxref("RegExp.n", "$1-$9")}}(もしあれば)括弧で囲まれた部分文字列にマッチします。 -

警告:このプロパティを使うことで、問題が起きる恐れがあります。なぜなら、ブラウザーの拡張がそれらを変更可能なためです。使用は避けるべきです。

-
{{jsxref("RegExp.input", "$_")}}input プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.multiline", "$*")}}multiline プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.lastMatch", "$&")}}lastMatch プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.lastParen", "$+")}}lastParen プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.leftContext", "$`")}}leftContext プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.rightContext", "$'")}}rightContext プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.input", "input")}}正規表現がマッチする対象となる文字列。
{{jsxref("RegExp.lastMatch", "lastMatch")}}最後にマッチした文字。
{{jsxref("RegExp.lastParen", "lastParen")}}(もしあれば)最後に括弧で囲まれた部分文字列のマッチ。
{{jsxref("RegExp.leftContext", "leftContext")}}一番最近のマッチに先行する部分文字列。
{{jsxref("RegExp.rightContext", "rightContext")}}一番最近のマッチの後に続く部分文字列。
プロパティ説明
{{jsxref("RegExp.n", "$1-$9")}} +

+ (もしあれば)括弧で囲まれた部分文字列にイッチします。 + 警告:このプロパティを使うことで、問題が起こる恐れがあります。なぜなら、ブラウザーの拡張機能がそれらを変更可能なためです。使用は避けるべきです。 +

+
{{jsxref("RegExp.input", "$_")}}`input` プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.multiline", "$*")}}`multiline` プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.lastMatch", "$&")}}`lastMatch` プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.lastParen", "$+")}}`lastParen` プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.leftContext", "$`")}}`leftContext` プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.rightContext", "$'")}}`rightContext` プロパティを参照してください。
{{jsxref("RegExp.input", "input")}}正規表現が一致する対象となる文字列。
{{jsxref("RegExp.lastMatch", "lastMatch")}}最後に一致した文字。
{{jsxref("RegExp.lastParen", "lastParen")}}(もしあれば)最後に括弧で囲まれた部分文字列の一致。
{{jsxref("RegExp.leftContext", "leftContext")}}一番最近の一致に先行する部分文字列。
{{jsxref("RegExp.rightContext", "rightContext")}}一番最近の一致の後に続く部分文字列。
-

以下は、現在、RegExp インスタンスのプロパティであり、もはや、RegExp オブジェクトのプロパティではありません。

+以下は、現在、`RegExp` インスタンスのプロパティとなり、`RegExp` オブジェクトのプロパティではなくなりました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
プロパティ説明
{{jsxref("RegExp.global", "global")}}対象文字列で可能なマッチすべてに対して正規表現をテストするか、それとも、最初のマッチに対してのみテストするどうかのフラグ。
{{jsxref("RegExp.ignoreCase", "ignoreCase")}}文字列でのマッチを適用する際に、大文字と小文字の違いを無視するかどうかのフラグ。
{{jsxref("RegExp.lastIndex", "lastIndex")}}次のマッチが始まる位置。
{{jsxref("RegExp.multiline", "multiline")}}複数行に渡って文字列を検索するかどうかのフラグ。
{{jsxref("RegExp.source", "source")}}パターンのテキスト。
+| プロパティ | 説明 | +| ------------------------------------------------------------ | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ | +| {{jsxref("RegExp.global", "global")}} | 対象文字列で可能な一致すべてに対して正規表現をテストするか、それとも、最初の一致に対してのみテストするどうかのフラグです。 | +| {{jsxref("RegExp.ignoreCase", "ignoreCase")}} | 文字列の照合を試みる際に、大文字と小文字の違いを無視するかどうかのフラグです。 | +| {{jsxref("RegExp.lastIndex", "lastIndex")}} | 次の照合が始まる位置です。 | +| {{jsxref("RegExp.multiline", "multiline")}} | 複数行に渡って文字列を検索するかどうかのフラグです。。 | +| {{jsxref("RegExp.source", "source")}} | パターンのテキストです。 | -

RegExp オブジェクトのメソッド

+### `RegExp` オブジェクトのメソッド - +- {{jsxref("RegExp.compile", "compile()")}} メソッドは、非推奨です。 +- `valueOf` メソッドは、 `RegExp` のみのメソッドではなくなりました。{{jsxref("Object.valueOf()")}} を使用してください。 -

Function オブジェクトのプロパティ

+### Function オブジェクトのプロパティ - +- {{jsxref("Global_Objects/Function/caller", "caller")}} と {{jsxref("Global_Objects/Function/arguments", "arguments")}} プロパティは廃止されました。これは呼び出した関数を取得できてしまうためです。この arguments プロパティの代わりに、クロージャ内部の {{jsxref("Functions/arguments", "arguments")}} オブジェクトを使用してください。 -

旧形式のジェネレーター

+### 旧形式のジェネレーター - +- {{jsxref("Statements/Legacy_generator_function", "旧形式のジェネレーター関数文")}}および{{jsxref("Operators/Legacy_generator_function", "旧形式のジェネレーター関数式")}}は非推奨です。代わりに {{jsxref("Statements/function*", "function* 文")}}および {{jsxref("Operators/function*", "function* 式")}}を使用してください。 +- {{jsxref("Operators/Array_comprehensions", "JS1.7/JS1.8 の配列内包", "#Differences_to_the_older_JS1.7.2FJS1.8_comprehensions")}}および {{jsxref("Operators/Generator_comprehensions", "JS1.7/JS1.8 のジェネレーター内包", "#Differences_to_the_older_JS1.7.2FJS1.8_comprehensions")}}は非推奨です。 -

イテレーター

+### イテレーター - +- {{jsxref("Global_Objects/StopIteration", "StopIteration")}} は非推奨です。 +- {{jsxref("Global_Objects/Iterator", "Iterator")}} は非推奨です。 -

Object オブジェクトのメソッド

+### Object オブジェクトのメソッド - +- {{jsxref("Object.watch", "watch")}} および {{jsxref("Object.unwatch", "unwatch")}} は非推奨です。代わりに {{jsxref("Proxy")}} を使用してください。 +- `__iterator__` は非推奨です。 +- {{jsxref("Object.noSuchMethod", "__noSuchMethod__")}} は非推奨です。代わりに {{jsxref("Proxy")}} を使用してください。 -

Date オブジェクトのメソッド

+### Date のメソッド - +- {{jsxref("Global_Objects/Date/getYear", "getYear")}} と {{jsxref("Global_Objects/Date/setYear", "setYear")}} は「{{interwiki('wikipedia', '2000年問題')}}」の影響を受けます。代替策として、{{jsxref("Global_Objects/Date/getFullYear", "getFullYear")}} および {{jsxref("Global_Objects/Date/setFullYear", "setFullYear")}} の使用が推奨されます。 +- 新しいコードでは {{jsxref("Global_Objects/Date/toUTCString", "toUTCString")}} を非推奨の {{jsxref("Global_Objects/Date/toGMTString", "toGMTString")}} メソッドの代わりに使用してください。 +- {{jsxref("Global_Objects/Date/toLocaleFormat", "toLocaleFormat")}} は非推奨です。 -

関数

+### 関数 - +- {{jsxref("Operators/Expression_closures", "式クロージャ", "", 1)}}は非推奨です。代わりに通常の{{jsxref("Operators/function", "関数", "", 1)}}または{{jsxref("Functions/Arrow_functions", "アロー関数", "", 1)}}を使用してください。 -

Proxy

+### Proxy - +- [Proxy.create](/ja/docs/Archive/Web/Old_Proxy_API) および [Proxy.createFunction](/ja/docs/Archive/Web/Old_Proxy_API) は非推奨です。代わりに {{jsxref("Proxy")}} を使用してください。 +- 以下のトラップは廃止されました。 -

エスケープシーケンス

+ - `hasOwn` ({{bug(980565)}}, Firefox 33). + - `getEnumerablePropertyKeys` ({{bug(783829)}}, Firefox 37) + - `getOwnPropertyNames` ({{bug(1007334)}}, Firefox 33) + - `keys` ({{bug(1007334)}}, Firefox 33) - +### エスケープシーケンス -

String オブジェクトのメソッド

+- 文字列内と正規表現リテラル内での、8 進表記のエスケープシーケンス (\ に続く、1 つ、2 つ、もしくは、3 つの 8 進表現の数字) は非推奨です。 +- {{jsxref("Global_Objects/escape", "escape")}} と {{jsxref("Global_Objects/unescape", "unescape")}} 関数は非推奨です。特殊文字のためのエスケープシーケンスをエンコードかデコードするためには、{{jsxref("Global_Objects/encodeURI", "encodeURI")}}、{{jsxref("Global_Objects/encodeURIComponent", "encodeURIComponent")}}、{{jsxref("Global_Objects/decodeURI", "decodeURI")}} もしくは {{jsxref("Global_Objects/decodeURIComponent", "decodeURIComponent")}} を使用してください。 - +### String のメソッド -

廃止された機能

+- {{jsxref("String.prototype.fontsize")}} や {{jsxref("String.prototype.big")}} などの [HTML ラッパーメソッド](/ja/docs/tag/HTML%20wrapper%20methods)。 +- {{jsxref("String.prototype.quote")}} は Firefox 37 で削除されました。 +- {{jsxref("String.prototype.search")}}、{{jsxref("String.prototype.match")}}、{{jsxref("String.prototype.replace")}} の非標準パラメータ `flags` は非推奨です。 +- {{jsxref("String.prototype.substr")}} はおそらくすぐには削除されないと思いますが、ECMA-262 標準の [Annex B](https://www.ecma-international.org/ecma-262/9.0/index.html#sec-string.prototype.substr) で定義されていて、その [introduction](https://www.ecma-international.org/ecma-262/9.0/index.html#sec-additional-ecmascript-features-for-web-browsers) には次のように書かれています。「... プログラマーは、新しい ECMAScript コードを書くときに、これらの機能や動作を使用したり、その存在を仮定したりしてはいけません。...」 -

これらは JavaScript において完全に廃止されており、現在では使用不可となっています。

+## 廃止された機能 -

Object

+これらの廃止された機能は、 JavaScript から完全に削除され、表示されているバージョンの JavaScript からは使用できなくなりました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
プロパティ/メソッド概要
{{jsxref("Global_Objects/Object/count", "__count__")}}ユーザーがオブジェクトに直接定義した、列挙可能なプロパティの個数
{{jsxref("Global_Objects/Object/Parent", "__parent__")}}オブジェクトのコンテキストへのポインタ
{{jsxref("Global_Objects/Object/eval", "Object.prototype.eval()")}}指定したオブジェクトのコンテキスト内の JavaScript コードの文字列を評価します。
{{jsxref("Object.observe()")}}オブジェクトに対する変更を非同期に監視します。
{{jsxref("Object.unobserve()")}}observer を削除します。
{{jsxref("Object.getNotifier()")}}総合的に変更をトリガーできるオブジェクトを生成します。
+### Object -

Function

+| プロパティ | 説明 | +| ---------------------------------------------------------------------------------------- | ------------------------------------------------------------------------------ | +| {{jsxref("Global_Objects/Object/count", "__count__")}} | ユーザー定義のオブジェクトに直接定義した、列挙可能なプロパティの個数を返します。 | +| {{jsxref("Global_Objects/Object/Parent", "__parent__")}} | オブジェクトのコンテキストを指し示します。 | +| {{jsxref("Global_Objects/Object/eval", "Object.prototype.eval()")}} | 指定したオブジェクトのコンテキスト内の JavaScript コードの文字列を評価します。 | +| {{jsxref("Object.observe()")}} | オブジェクトに対する変更を非同期に監視します。 | +| {{jsxref("Object.unobserve()")}} | オブザーバーを削除します。 | +| {{jsxref("Object.getNotifier()")}} | 合成的に変化を引き起こすことができるオブジェクトを作成します。 | - - - - - - - - - - - -
プロパティ概要
{{jsxref("Global_Objects/Function/arity", "arity")}}仮引数の個数
+### Function -

Array

+| プロパティ | 説明 | +| -------------------------------------------------------------------- | --------------------------- | +| {{jsxref("Global_Objects/Function/arity", "arity")}} | 正式な引数の数です。 | - - - - - - - - - - - - - - - -
プロパティ説明
{{jsxref("Array.observe()")}}配列に対する変更を非同期に監視します。
{{jsxref("Array.unobserve()")}}observer を削除します。
+### String + +- 標準外の String の汎用メソッド、たとえば `String.slice(myStr, 0, 12)`, `String.replace(myStr, /./g, "!")` などは、 Firefox 1.5 (JavaScript 1.6) で導入され、Firefox 53 で非推奨となり、そして Firefox 68 で廃止されました。代わりに {{jsxref("String", "String.prototype", "instance_methods")}} 上のメソッドを {{jsxref("Function.call")}} と共に使用することができます。 -

Number

+### Array - +- 標準外の Array の汎用メソッド、例えば `Array.slice(myArr, 0, 12)`, `Array.forEach(myArr, myFn)` などは、 Firefox 1.5 (JavaScript 1.6) で導入され、Firefox 68 で非推奨となり、Firefox 71 で削除されました。代わりに {{jsxref("Array", "Array.prototype", "instance_methods")}} 上のメソッドを {{jsxref("Function.call")}} と共に使用することができます。 + + + + + + + + + + + + + + + + +
プロパティ説明
{{jsxref("Array.observe()")}}配列に対する変更を非同期に監視します。
{{jsxref("Array.unobserve()")}}observer を削除します。
-

ParallelArray

+### Number - +- {{jsxref("Number.toInteger()")}} -

+### ParallelArray - +- {{jsxref("ParallelArray")}} -

E4X

+### 文 -

詳しくは E4X をご覧ください。

+- {{jsxref("Statements/for_each...in", "for each...in")}} は非推奨です。代わりに {{jsxref("Statements/for...of", "for...of")}} を使用してください。 +- 分割代入の {{jsxref("Statements/for...in", "for...in")}} は非推奨です。代わりに {{jsxref("Statements/for...of", "for...of")}} を使用してください。 +- let ブロックおよび、 let 式は廃止されました。 -

シャープ変数

+### シャープ変数 -

詳しくは Sharp variables in JavaScript をご覧ください。

+詳しくは [JavaScript でのシャープ変数](/ja/docs/Archive/Web/Sharp_variables_in_JavaScript)をご覧ください。 -- cgit v1.2.3-54-g00ecf