--- title: Simple slug: Bugzilla-jp/Guide/Search/Simple ---
Bugzilla-jp でバグを検索しようとすると、まずは「特定の Bug を検索」という画面が表示されます。これは以下のスクリーンショットから分かるように、とてもシンプルなものです。
ステータスのドロップダウンリストには Open、Close、All の三種類が用意されています。
Open の場合、 UNCONFIRMED、NEW、ASSIGNED、 REOPENED のバグが検索対象となります。これらのバグはまだ解決されていなかったり、結論が出ていない、"生きている"バグです。
Closedの場合、Open以外の既に閉じられたバグが検索対象となります。具体的には RESOLVED と、VERIFIED、そしてごく初期にのみ使われていた CLOSED のバグです。
All の場合、全てのバグが検索対象となります。
プロダクトはどの製品のバグを対象とするのかを選択します。基本的には初期値の All で全てのプロダクトを対象としたままで検索した方が良いでしょう。例えば Firefox についてのバグを調べたい場合、そのバグの種類によって、Firefox 以外に Core となっている可能性があります。
何故このような一見すると不便な仕様になっているのかというと、Mozilla 製品は全ての製品で共通しているコードが非常に多く、これらのバグを製品ごとに管理していたのでは同じバグを複数のプロダクトで管理しなくてはいけなくなるためです。
しかし、All の場合、検索結果に TestProduct が含まれてしまいます。これは練習投稿や、Bugzilla-jp 自体のテストに利用されているものですので無視してください。この中に有益な情報は存在しません。
複数のプロダクトに対して同時に検索を行う必要がある場合には、詳細な検索を利用するしかありませんが、残念ながら手軽に使えるというものではありません。
All では効率悪いし、詳細な検索は使い方が分からない、という場合には、 目的のプロダクトと Core で二回に分けて検索を行うしかありません。
検索したい単語を半角スペースで区切り、入力します。 検索対象はバグの要約と、バグに付けられているコメント全文です。複数の単語を入力している場合は、いずれかの単語を含むバグが出てきます。
半角英字の大文字小文字は区別されませんが、ひらがな、カタカナといった日本語固有の曖昧さは全て別の文字として検索されます。
これだけの情報ではきっと、どういった言葉を検索して良いのか分からないかもしれません。あわせて、検索のコツについても目を通しておくと良いかもしれません。