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JavaScript (または JS) は、主にウェブページの動的なクライアントサイドスクリプトとして使用されるプログラミング言語です。しかし、{{Glossary("Server","サーバー")}}サイドでも Node.js のようなランタイムを用いて、たびたび使用されています。
JavaScript と {{interwiki("wikipedia", "Java", "ブログラミング言語 Java")}} を混同しないでください>。"Java" と "JavaScript" のどちらも米国その他の国での Oracle の(登録)商標ですが、この 2 つのプログラミング言語は構文、セマンティクス、ユースケースがかなり異なります。
JavaScript は主にブラウザーで使用され、これにより {{Glossary("DOM")}} を介したウェブページ内容の操作、{{Glossary("AJAX")}} や {{Glossary("IndexedDB")}} によるデータ操作、{{Glossary("canvas")}} によるグラフィック描画、そして様々な {{Glossary("API")}} を介してブラウザーが稼働しているデバイスとの情報のやり取り、その他多数のことを開発者ができるようにします。JavaScript は世界で最も広く利用されている言語の一つであり、ここ最近のブラウザーで利用可能な {{Glossary("API")}} の成長とパフォーマンスの革新がその原動力となっています。
(当時 Netscape コーポレーションの社員だった) Brendan Eich によりサーバーサイド用言語として考案され、それからすぐの 1995年9月に、JavaScript は Netscape Navigator 2.0 に搭載されました。JavaScript は即座に成功を収め、1996年8月には {{glossary("Microsoft Internet Explorer", "Internet Explorer 3.0")}} が JScript という名で JavaScript 対応を導入しました。
1996年11月、JavaScript を工業規格にしようと Netscape 社は {{Glossary("ECMA","ECMA International")}} とともに作業を始めました。その後、標準化された JavaScript は ECMAScript と呼ばれ、ECMA-262 として仕様が規定されており、2019年6月に最新の第10版 (ES2019) が完成しました。
最近、JavaScript はブラウザー外で実行するクロスプラットフォームのもっとも有名な実行環境である Node.js プラットフォームの成功と共に人気が拡大しました。Node.js は Chrome's V8 JavaScript エンジンを使って作成されており、コンピューター上で自動処理を行うスクリプト言語として JavaScript を利用でき、またフル機能の {{Glossary("HTTP")}} サーバーや {{Glossary("Web Sockets", "ウェブソケット")}} サーバーを構築できます。