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Firefox 15 は 2012 年 8 月 28 日にリリースされました。この記事では、ウェブ開発者に知らせるだけでなく、Firefox や Gecko 開発者、アドオン開発者にも役立つ主な変更点のリストを掲載しています。

Web 開発者向けの変更点

HTML

CSS

DOM

JavaScript

WebGL

MathML

SVG

Network

Mozilla 開発者とアドオン開発者向けの変更点

インタフェースの変更点

{{interface("nsIDOMWindowUtils")}}
sendMouseEvent()sendTouchEvent()sendMouseEventToWindow()sendMouseScrollEvent() および sendKeyEvent()aModifiersKeyboardEvent.getModifierState() でサポートされている修飾キーのすべてをサポートします。MODIFIER_* という値を利用してください。 また、sendKeyEvent() の第 5 引数が boolean から unsigned long に変更されました。後方互換性のために、呼び出し元がそれに対して true または false を渡している場合、挙動は変更されません。この変更によって呼び出し元がキーの位置を指定することができるようになります。
{{interface("nsIBrowserHistory")}}
hidePage() メソッドは一度も実装されずに、かつ、このリリースで完全に削除されます。Places API のすべてを非同期化する進行中の作業の一部として、addPageWithDetails() メソッドも削除されます。代わりに {{ifmethod("mozIAsyncHistory", "updatePlaces")}} を利用してください。また、count 属性も削除されます。それはときどき実際のカウントを返していませんでした(代わりに、単純にエントリが存在したかどうかを返していました)。代わりに {{ifattribute("nsINavHistoryService", "hasHistoryEntries")}} を利用できます。
{{interface("inIDOMUtils")}}
{{ifmethod("inlDOMUtils", "parseStyleSheet")}} メソッドが追加され、CSS の (再) 解析ができるようになりました。
{{interface("nsIINIParserWriter")}}
{{ifmethod("nsIINIParserWriter", "writeFile")}} メソッドが flags プロパティを受け入れるようになりました。現在は 1 個のオプションのみを与えます: Windows および特定のインストーラーとの互換性のため、ファイルを UTF-8 形式の代わりに UTF-16 形式で書き込むことを知らせることができます。

新しいインタフェース

{{interface("nsISpeculativeConnect")}}
近い将来のいつかに要求される可能性がある、与えられた URI への接続をオープンするネットワーキング層のヒントを与えるための方法を提供します。これによりネットワーク層が時として高レイテンシプロセスで前もっと新しいネットワーク接続を開き始めることを可能にします。

削除されたインタフェース

以下のインタフェースが削除されました。

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{{Firefox_for_developers('14')}}