--- title: Setting up extension development environment slug: orphaned/Setting_up_extension_development_environment tags: - Add-ons - Extensions original_slug: Setting_up_extension_development_environment ---
この記事では、あなたの Mozilla アプリケーションにおいて拡張機能の開発を容易にするためのノウハウを提案します。
{{ 英語版章題("Development preferences") }}
これらの設定はパフォーマンスの低下と引き換えにデバッグを簡単にします。
設定を変更するための情報は 設定ファイルの編集 を参照して下さい。これらの設定の中にはデフォルトで about:config
にリストアップされていないものもあり、新しい (真偽値) エントリを作成しなければならない場合があるので注意して下さい。
これらの変更を行う前に、下記の「開発用のプロファイル」を参考にして別個の開発用プロファイルを作成してください。
{{ 英語版章題("Development extensions") }}
これらの拡張機能はあなたの開発の手助けとなるでしょう。
{{ 英語版章題("Development profile") }}
開発用の設定や開発用の拡張機能によるパフォーマンスの低下や、個人データの漏洩を防ぐためには、開発作業のための別個のプロファイルを作成するのがいいでしょう。
-no-remote
パラメータを付けて Firefox を起動すると、別々のプロファイルを使った二つの Firefox インスタンスを起動させることが出来ます。例えば、次のコマンドを使うことで、「通常の」 Firefox がすでに起動しているかどうかに関わらず、開発用のプロファイルで Firefox を起動させることが出来ます。 (あなたの開発用プロファイルの名前が "dev" であると仮定しています)
start "" "%ProgramFiles%\Mozilla Firefox\firefox.exe" -no-remote -P dev
既定のプロファイルで Firefox を起動させるには、通常どおり "firefox" または "firefox -P default" を実行します。
{{ 英語版章題("Custom code location") }}
変更を加えるたびに拡張機能を何度も再インストールしたり、アンインストールの際に誤ってソースファイルを削除してしまうのを防ぐために、ソースファイルをプロファイルの外の任意の場所に置く事が出来ます。
{{ 英語版章題("Using directories rather than JARs") }}
拡張機能の chrome を JAR ファイルとディレクトリのどちらにパッケージングするかは自由ですが、ディレクトリを使った方が開発は簡単です。リリースする時のために JAR 構造を選んだとしても、chrome.manifest ファイルを編集すればディレクトリ構造で開発することが出来ます。例えばこうなっているのを
content myExtension jar:chrome/myExtension.jar!/content/
こうします。
content myExtension chrome/content/