--- title: CloseEvent slug: Web/API/CloseEvent tags: - API - Web - WebSocket - WebSockets - インターフェース - リファレンス translation_of: Web/API/CloseEvent ---
CloseEvent
は、 {{Glossary("WebSockets")}} を使用して接続が閉じられたときにクライアントに送信されます。これは WebSocket
オブジェクトの onclose
属性で指定されたリスナーに配信されます。
CloseEvent
を作成します。このインタフェースは親である {{domxref("Event")}} からプロパティを継承します。
unsigned short
を返します。以下の値は許可されたステータスコードです。以下の定義は、 IANA のウェブサイト [Ref] から供給されています。 1xxx コードは WebSocket 内部のみであり、転送されたデータと同じ意味ではありません (アプリケーション層プロトコルが無効な場合など)。 Firefox で指定できるコードは 1000 と 3000〜4999 [Source, Bug] のみです。
ステータスコード | 名前 | 説明 |
0 –999 |
予約済みで使用されていません。 | |
1000 |
Normal Closure | 通常のクロージャ。接続が作成された目的に関係なく、接続は正常に完了しました。 |
1001 |
Going Away | エンドポイントは、サーバーに障害が発生したか、またはブラウザーが接続を作成したページから離れようとしているために接続を終了しています。 |
1002 |
Protocol Error | エンドポイントがプロトコルエラーのために接続を終了しています。 |
1003 |
Unsupported Data | エンドポイントが受け入れられないタイプのデータを受信したため (たとえば、テキストのみのエンドポイントがバイナリデータを受信したとき)、接続が終了しています。 |
1004 |
予約済。 意味は将来定義されるかもしれません。 | |
1005 |
No Status Received | 予約済。予想されたにもかかわらずステータスコードが提供されなかったことを示します。 |
1006 |
Abnormal Closure | 予約済。ステータスコードが必要なときに、接続が異常終了した (つまり、クローズフレームが送信されていない) ことを示すために使用されます。 |
1007 |
Invalid frame payload data | 矛盾したデータ (例えば、テキストメッセージ内の非 UTF-8 データ) を含むメッセージを受信したため、エンドポイントは接続を終了しています。 |
1008 |
Policy Violation | エンドポイントはポリシーに違反するメッセージを受信したため、接続を終了しています。これは一般的なステータスコードであり、コード 1003 と 1009 が適切でない場合に使用されます。 |
1009 |
Message too big | 大きすぎるデータフレームを受信したため、エンドポイントは接続を終了しています。 |
1010 |
Missing Extension | クライアントは、サーバーが1つ以上の拡張をネゴシエートすることを期待していましたがサーバーはそれを行わなかったため、サーバーは接続を終了しています。 |
1011 |
Internal Error | サーバーは、予期しない条件が発生し要求の実行を妨げたため、接続を終了しています。 |
1012 |
Service Restart | サーバーが再起動しているため、接続を終了しています。[Ref] |
1013 |
Try Again Later | サーバは、一時的な条件のために接続を終了しています。それはオーバーロードされ、クライアントの一部をキャストしています。[Ref] |
1014 |
Bad Gateway | サーバーがゲートウェイまたはプロキシとして機能し、アップストリームサーバーから無効なレスポンスを受信しました。これは 502 HTTP ステータスコードに似ています。 |
1015 |
TLS Handshake | 予約済。TLS ハンドシェイクの実行に失敗 (サーバー証明書を確認できないなど) したために接続が閉じられたことを示します。 |
1016 –1999 |
将来の WebSocket 標準での使用のために予約されています。 | |
2000 –2999 |
WebSocket 拡張機能で使用するために予約されています。 | |
3000 –3999 |
ライブラリとフレームワークで使用できます。 アプリケーションによって使用されない可能性があります。先着順で IANA に登録できます。 | |
4000 –4999 |
アプリケーションで使用することができます。 |
このインターフェースは親である {{domxref("Event")}} からメソッドを継承しています。
CloseEvent
の値を初期化します。イベントがすでにディスパッチされている場合、このメソッドは何も行いません。このメソッドをもう使用しないでください。代わりに、{{domxref("CloseEvent.CloseEvent", "CloseEvent()")}} コンストラクタを使用してください。仕様書 | 状態 | 備考 |
---|---|---|
{{ SpecName('HTML WHATWG', 'web-sockets.html#the-closeevent-interface', 'CloseEvent') }} | {{ Spec2('HTML WHATWG') }} | 初回定義 |
{{Compat("api.CloseEvent")}}