--- title: Document.importNode() slug: Web/API/Document/importNode tags: - API - DOM - Document - Method - Node - Reference - copy - importNode translation_of: Web/API/Document/importNode ---
{{APIRef("DOM")}}

{{domxref("Document")}} オブジェクトの importNode() メソッドは、後で現在の文書に挿入するために、他の文書から {{domxref("Node")}} または {{domxref("DocumentFragment")}} の複製を作成します。

インポートされたノードは、まだ文書ツリーには含まれません。これを含めるには、 {{domxref("Node.appendChild", "appendChild()")}} や {{domxref("Node.insertBefore", "insertBefore()")}} のような挿入メソッドを、現在の文書ツリーに存在するノードに対して呼び出す必要があります。

{{domxref("document.adoptNode()")}} とは異なり、元の文書から元のノードは削除されません。インポートされたノードは元のノードの複製です。

構文

const importedNode = document.importNode(externalNode [, deep]);

引数

externalNode
現在の文書にインポートする、外部の {{domxref("Node")}} または {{domxref("DocumentFragment")}} です。
deep {{optional_inline}}
論理値で、 externalNode の DOM サブツリー全体をインポートするかどうかを制御します。

中: DOM4 仕様書では、 deep 羽オプションの引数で、既定値は true でした。

最新の仕様書ではこの既定値が変更されました。新しい既定値は false になりました。

おすすめの方法: これは現在もオプションの引数ですが、常に deep 引数を渡すことが後方互換性および前方互換性には有用です。

  • Gecko 28.0 {{geckoRelease(28)}} では、コンソールでこの引数を省略しないよう開発者に警告しています。
  • Gecko 29.0 {{geckoRelease(29)}}) 以降、深いクローンではなく浅いクローンが既定値になっています。

返値

インポートする側の文書のスコープにコピーされた importedNode です。

注: importedNode's {{domxref("Node.parentNode")}} は null になります。まだ文書ツリーに挿入されていないからです。

const iframe  = document.querySelector("iframe");
const oldNode = iframe.contentWindow.document.getElementById("myNode");
const newNode = document.importNode(oldNode, true);
document.getElementById("container").appendChild(newNode);

{{page("/ja/docs/Web/API/Document/adoptNode", "Notes")}}

仕様書

仕様書 状態 備考
{{SpecName("DOM WHATWG", "#dom-document-importnode", "document.importNode()")}} {{Spec2("DOM WHATWG")}}
{{SpecName("DOM2 Core", "core.html#Core-Document-importNode", "document.importNode()")}} {{Spec2("DOM2 Core")}} 初回定義

ブラウザーの互換性

{{Compat("api.Document.importNode")}}

関連情報