--- title: Element.slot slug: Web/API/Element/slot tags: - API - Element - プロパティ - リファレンス - シャドウ DOM - slot browser-compat: api.Element.slot translation_of: Web/API/Element/slot --- {{APIRef("Shadow DOM")}} **`slot`** は {{domxref("Element")}} インターフェイスのプロパティで、この要素が挿入されたシャドウ DOM のスロットの名前を返します。 スロットは[ウェブコンポーネント](/ja/docs/Web/Web_Components)内のプレースホルダーで、ユーザーが独自のマークアップで埋めることができます(詳しくは、[テンプレートとスロットの使用](/ja/docs/Web/Web_Components/Using_templates_and_slots)をご覧ください)。 ## 構文 ```js var aString = element.slot element.slot = aString ``` ### 値 {{domxref("DOMString")}} です。 ## 例 [simple-template の例](https://github.com/mdn/web-components-examples/tree/master/simple-template) ([ライブで見る](https://mdn.github.io/web-components-examples/simple-template/)) では、`` という些細なカスタム要素の例を作りました。この要素にはシャドウルートが取り付けられ、次に `my-text` というスロットを含むテンプレートの内容を使って入力されるようになっています。 文書内で `` が使用されると、スロットは `my-text` という値を持つ [`slot`](/ja/docs/Web/HTML/Global_attributes/slot) 属性を持つ要素内に含めることによって、 slotable 要素によって生成されることになります。以下はそのような例です。 ```html 別なテキストにしましょう。 ``` JavaScript ファイルで {{htmlelement("span")}} への参照を取得すると、対応する `` の名前が取得できます。 ```js let slottedSpan = document.querySelector('my-paragraph span') console.log(slottedSpan.slot); // 'my-text' と表示 ``` ## 仕様書 {{Specifications}} ## ブラウザーの互換性 {{Compat}}