--- title: FetchEvent.request slug: Web/API/FetchEvent/request tags: - API - FetchEvent - Offline - Property - Reference - Service Workers - Workers - request translation_of: Web/API/FetchEvent/request ---
{{APIRef("Service Workers API")}}

{{domxref("FetchEvent")}} インターフェイスの request 読み取り専用プロパティは、イベントハンドラーをトリガーした {{domxref("Request")}} を返します。

このプロパティは null 不可です(Firefox の場合、バージョン 46 以降)。 他の方法でリクエストが提供されない場合、コンストラクターの init オブジェクトに request を含める必要があります({{domxref("FetchEvent.FetchEvent()")}} を参照)。

構文

var recentRequest = fetchEvent.request;

{{domxref("Request")}} オブジェクト。

このコードスニペットは、サービスワーカーのフェッチの例からのものです(フェッチの例をライブで実行)。 {{domxref("ServiceWorkerGlobalScope.onfetch")}} イベントハンドラーは、fetch イベントをリッスンします。 起動したら、{{domxref("FetchEvent.respondWith", "FetchEvent.respondWith()")}} に、制御されたページに戻す Promise を渡します。 この Promise は、{{domxref("Cache")}} オブジェクトで最初に一致した URL リクエストに解決されます。 一致が見つからない場合、コードはネットワークからレスポンスをフェッチします。

このコードは、{{domxref("ServiceWorkerGlobalScope.fetch")}} 操作からスローされた例外も処理します。 HTTP エラーレスポンス(404 など)は例外をトリガーしないことに注意してください。 適切なエラーコードが設定された通常のレスポンスオブジェクトを返します。

self.addEventListener('fetch', function(event) {
  console.log('フェッチイベントの処理:', event.request.url);

  event.respondWith(
    caches.match(event.request).then(function(response) {
      if (response) {
        console.log('キャッシュで見つかったレスポンス:', response);

        return response;
      }
      console.log('キャッシュにレスポンスが見つかりません。 ネットワークからフェッチします...');

      return fetch(event.request).then(function(response) {
        console.log('ネットワークからのレスポンス:', response);

        return response;
      }).catch(function(error) {
        console.error('フェッチ失敗:', error);

        throw error;
      });
    })
  );
});

仕様

仕様 状態 コメント
{{SpecName('Service Workers', '#fetch-event-request', 'request')}} {{Spec2('Service Workers')}} 初期定義

ブラウザーの互換性

{{Compat("api.FetchEvent.request")}}

関連情報