--- title: Request.mode slug: Web/API/Request/mode tags: - API - Experimental - Fetch - Property - Reference - mode - request translation_of: Web/API/Request/mode ---
{{APIRef("Fetch")}}{{SeeCompatTable}}

{{domxref("Request")}} インターフェースの mode 読み取り専用プロパティは、リクエストのモード(たとえば、cors、no-cors、cors-with-forced-preflight、same-origin)を含みます。これは、クロスオリジンリクエストに対して有効なレスポンスができるか、またレスポンスのプロパティが読み取り可能かどうかを判定するために使用されます。

構文

var myMode = request.mode;

{{domxref("RequestMode")}} の値は以下のいずれかです。

デフォルトのmode

リクエストは様々な方法で初期化されますが、modeの値はその方法によって変わります。

たとえば、Requestオブジェクトが{{domxref("Request.Request")}}コンストラクタで生成された場合、modeの値はcorsにセットされます。

しかし、リクエストが{{domxref("Request.Request")}}コンストラクタ以外で生成された場合はmodeとして通常no-corsがセットされます。たとえばマークアップから生成された埋め込みリソースのようなリクエストは、crossoriginアトリビュートが設定されていない限り、no-corsを利用します。そのようなものの例として、{{HTMLElement("link")}} や {{HTMLElement("script")}} エレメント(ただしモジュールを除く)、{{HTMLElement("img")}}、{{HTMLElement("audio")}}、{{HTMLElement("video")}}、{{HTMLElement("object")}}、{{HTMLElement("embed")}}、{{HTMLElement("iframe")}} エレメントなどが存在します。

以下のスニペットは、{{domxref("Request.Request()")}} コンストラクタを使って(スクリプトと同じディレクトリにある画像ファイルのために)新しいリクエストを生成してから、リクエストモードを変数に保存しています:

var myRequest = new Request('flowers.jpg');
var myMode = myRequest.mode; // 既定で "cors" を返す。

仕様

仕様 状態 コメント
{{SpecName('Fetch','#dom-request-mode','mode')}} {{Spec2('Fetch')}} Initial definition

ブラウザ実装状況


{{Compat("api.Request.mode")}}

関連項目