--- title: slug: Web/CSS/angle tags: - CSS - CSS データ型 - データ型 - レイアウト - リファレンス - ウェブ - angle browser-compat: css.types.angle translation_of: Web/CSS/angle --- {{ CSSRef() }} **``** は [CSS](/ja/docs/Web/CSS) の[データ型](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Types)で、度、グラード、ラジアン、周の値で表される角度の値を表します。例えば、 {{cssxref("<gradient>")}} 関数や一部の {{cssxref("transform")}} 関数などで使われています。 {{EmbedInteractiveExample("pages/css/type-angle.html")}} ## 構文 `` データ型は、1 つの {{cssxref("<number>")}} とそれに続く以下に挙げる単位の 1 つから成ります。単位と数値の間に空白は置きません。 数値 `0` の後では、角度の単位は任意です。 任意で、先行して単一の符号 (`+` または `-`) を付けることができます。 正の数は時計回りの角度を表し、負の数は反時計回りの角度を表します。静的なプロパティにおいては、ある単位のある角度は、様々な等価の値で表すことができます。例えば、 `90deg` は `-270deg` と等価で、 `1turn` は `4turn` と等価です。しかし、 {{cssxref("animation")}} や {{cssxref("transition")}} に適用されるような動的なプロパティでは、効果が異なります。 ### 単位 - `deg` - : 角度を[度数法 (度)](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%A6_(%E8%A7%92%E5%BA%A6)) で表します。円一周は `360deg` です。例: `0deg`, `90deg`, `14.23deg` - `grad` - : 角度を[グラード](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89_(%E5%8D%98%E4%BD%8D))で表します。円一周は `400grad` です。例: `0grad`, `100grad`, `38.8grad` - `rad` - : 角度を[弧度法 (ラジアン)](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%B3) で表します。円一周は 2π ラジアンで、およそ `6.2832rad` です。 `1rad` は 180/π 度です。例: `0rad`, `1.0708rad`, `6.2832rad` - `turn` - : 角度を回転数で表します。円一周は `1turn` です。例: `0turn`, `0.25turn`, `1.2turn` ## 例 ### 時計回りに直角を設定 - : - : `90deg = 100grad = 0.25turn ≈ 1.5708rad`
### 平角を設定 - : - : `180deg = 200grad = 0.5turn ≈ 3.1416rad`
### 反時計回りに直角を設定 - : - : `-90deg = -100grad = -0.25turn ≈ -1.5708rad`
### 0 度を設定 - : - : `0 = 0deg = 0grad = 0turn = 0rad`
## 仕様書 {{Specifications}} ## ブラウザーの互換性 {{Compat}} ## 関連情報 - [CSS データ型](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Types) - [``](/ja/docs/Web/CSS/gradient) 型 - CSS 回転変換: [`rotate()`](), [`rotate3d()`](), [`rotateX()`](), [`rotateY()`](), [`rotateZ()`]() - [CSS 変換](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Transforms) - [CSS 変換の使用](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Transforms/Using_CSS_transforms) - [CSS グラデーションの使用](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Images/Using_CSS_gradients)