--- title: rotate3d() slug: Web/CSS/transform-function/rotate3d() tags: - CSS - CSS Function - CSS Transforms - CSS 変形 - CSS 関数 - Reference translation_of: Web/CSS/transform-function/rotate3d() ---
CSS の rotate3d()
関数は、要素を三次元空間内の固定した軸を中心に、変形させずに回転させます。結果は {{cssxref("<transform-function>")}} データ型になります。
このデモのソースファイルは GitHub リポジトリに格納されています。デモプロジェクトに協力したい場合は、 https://github.com/mdn/interactive-examples をクローンしてプルリクエストを送信してください。
3D 空間では、回転には三次元の自由度があり、これらが一緒になって単一の回転軸を表します。回転軸は [x, y, z] ベクトルによって定義され、 ({{ cssxref("transform-origin") }} プロパティで定義される) 原点を通過します。もし、指定値として、ベクトルが正規化されていない場合 (すなわち、3つの座標の2乗の合計が1ではない場合)、{{glossary("user agent", "ユーザーエージェント")}}が内部的に正規化します。正規化できないベクトル、例えば null ベクトル [0, 0, 0] では、回転が無視されますが、 CSS プロパティ全体を無効化はしません。
rotate3d()
で行う回転の量は、3つの {{cssxref("<number>")}} および1つの {{cssxref("<angle>")}} で指定します。 <number>
は回転軸を表すベクトルの X, Y, Z 座標を表します。 <angle>
は回転角を表します。正の数の場合、回転方向は時計回りで、負の数の場合、回転方向は反時計回りになります。
rotate3d(x, y, z, a)
x
y
z
a
ℝ2 のデカルト座標 | この変形は三次元空間に適用され、平面で表すことはできません。 |
---|---|
ℝℙ2 の同次座標 | |
ℝ3 のデカルト座標 | |
ℝℙ3 の同次座標 |
<div>Normal</div> <div class="rotated">Rotated</div>
body { perspective: 800px; } div { width: 80px; height: 80px; background-color: skyblue; } .rotated { transform: rotate3d(0, 1, 0, 60deg); background-color: pink; }
{{EmbedLiveSample("Rotating_on_the_y-axis", "auto", 180)}}
<div>Normal</div> <div class="rotated">Rotated</div>
body { perspective: 800px; } div { width: 80px; height: 80px; background-color: skyblue; } .rotated { transform: rotate3d(1, 2, -1, 192deg); background-color: pink; }
{{EmbedLiveSample("Rotating_on_a_custom_axis", "auto", 180)}}
仕様書 | 状態 | 備考 |
---|---|---|
{{SpecName("CSS Transforms 2", "#funcdef-rotate3d", "rotate3d()")}} | {{Spec2("CSS Transforms 2")}} | 初回定義 |
<transform-function>
データ型の互換性情報をご覧ください。