--- title: scale3d() slug: Web/CSS/transform-function/scale3d() tags: - CSS - CSS 関数 - CSS 座標変換 - 関数 - リファレンス browser-compat: css.types.transform-function.scale3d translation_of: Web/CSS/transform-function/scale3d() --- {{CSSRef}} **`scale3d()`** は [CSS](/ja/docs/Web/CSS) の[関数](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Functions)で、三次元空間において要素を変倍する変形を定義します。 変倍量はベクトルで定義されるため、それぞれの次元ごとに異なる倍率で変倍することができます。結果は {{cssxref("<transform-function>")}} データ型になります。 {{EmbedInteractiveExample("pages/css/function-scale3d.html")}} この変倍変形は、三次元ののベクトルであることが特徴です。この座標は、それぞれの方向にどれだけ変倍を行うかを定義します。3 つすべての座標が等しい場合、変倍は一様 (_等方的_) で、要素の形が保たれます (これは[相似変換](https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%88%97%E3%81%AE%E7%9B%B8%E4%BC%BC)です)。 座標の値が \[-1, 1] の範囲外の場合、変倍は、その座標の方向に要素を拡大します。この範囲内の場合、変倍は、要素をその座標の方向に縮小します。負の場合、変倍は [点対称化](https://ja.wikipedia.org/wiki/点対称) と大きさの変更を行います。1 と等しい場合、変倍は何もしません。 ## 構文 `scale3d()` 関数は 3 つの値で指定され、それぞれの値はそれぞれの方向に適用される変倍率を表します。 ```css scale3d(sx, sy, sz) ``` ### 値 - `sx` - : {{cssxref("<number>")}} で、変倍ベクトルの横軸を表します。 - `sy` - : {{cssxref("<number>")}} で、変倍ベクトルの縦軸を表します。 - `sz` - : {{cssxref("<number>")}} で、変倍ベクトルの Z 成分を表します。
ℝ^2 上のデカルト座標 | ℝℙ^2 上の同次座標 | ℝ^3 上のデカルト座標 | ℝℙ^3 上の同次座標 |
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この変形は三次元空間に適用され、平面で表すことはできません。 |