--- title: scaleZ() slug: Web/CSS/transform-function/scaleZ() tags: - CSS - CSS 関数 - CSS 座標変換 - 関数 - リファレンス browser-compat: css.types.transform-function.scaleZ --- {{CSSRef}} **`scaleZ()`** は [CSS](/ja/docs/Web/CSS) の[関数](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Functions)で、要素を Z 軸に沿って変倍する変形を定義します。結果は {{cssxref("<transform-function>")}} データ型になります。 {{EmbedInteractiveExample("pages/css/function-scaleZ.html")}} これは要素のそれぞれの点の Z 座標を一定の係数で修正しますが、係数が 1 である場合はこの関数が恒等変換になるので例外です。変倍は等方性ではなく、要素の角度は保存されません。 `scaleZ(-1)` は[軸の線対称](https://en.wikipedia.org/wiki/Axial_symmetry)を定義し、Z 軸は ({{cssxref("transform-origin")}} プロパティの指定通りに) 原点を通過します。 上記のデモでは、[`perspective: 550px;`](/ja/docs/Web/CSS/perspective) (三次元空間を作るため) と [`transform-style: preserve-3d;`](/ja/docs/Web/CSS/transform-style) (立方体の 6 つの面である子を三次元空間に配置) を立方体に設定しました。 > **Note:** `scaleZ(sz)` は `scale3d(1, 1, sz)` と等価です。 ## 構文 ```css scaleZ(s) ``` ### 値 - `s` - : {{cssxref("<number>")}} で、要素のそれぞれの点の Z 座標に適用される変倍率を表します。
ℝ^2 上のデカルト座標 | ℝℙ^2 上の同次座標 | ℝ^3 上のデカルト座標 | ℝℙ^3 上の同次座標 |
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この変形は三次元空間に適用され、平面で表すことはできません。 |