<spacer> は、ウェブページにホワイトスペースを挿入するための廃止された HTML 要素です。ウェブデザイナーによって用いられていた 1px の透過 GIF 画像 (いわゆるスペーサー GIF) の挿入と同様の効果を実現するために Netscape 社が実装したものです。しかし <spacer> はほとんどの主要ブラウザーで対応されず、また、同様の効果は CSS を用いて実現可能です。
Netscape のブラウザーの子孫である Firefox は、バージョン 4 で <spacer> の対応を廃止しました。
すべての要素が持つ グローバル属性 と、以下の属性をサポートしていました。
horizontal, vertical, block の内のいずれかのキーワードを指定可能。type 属性の値が horizontal または vertical である場合の、スペーサーのピクセルサイズtype 属性の値が block である場合、スペーサーのピクセル幅を設定type 属性の値が block である場合、スペーサーのピクセル高を設定left、 right、 center の内のいずれかのキーワードを指定可能。<span>テキストノード</span> <spacer type="horizontal" size="10"></spacer> <span>別のテキストノード</span> <spacer type="block" width="10" height="10"></spacer>
どの仕様書にも含まれていません。
{{Compat("html.elements.spacer")}}
{{ HTMLRef }}