--- title: Connection slug: Web/HTTP/Headers/Connection tags: - Connection - HTTP - Reference - Web - ヘッダー - 一般ヘッダー translation_of: Web/HTTP/Headers/Connection ---
{{HTTPSidebar}}

Connection 一般ヘッダーは、現在のトランザクションが完了したあとも、ネットワーク接続を開いたままにするかどうかを制御します。もし送信された値が keep-alive であった場合は、接続が維持されて閉じられなくなり、同一のサーバーに送るべき後続のリクエストで再利用されます。

Connection などの接続固有のヘッダーフィールドは HTTP/2 で使用しないでください。

標準のホップバイホップヘッダー ({{HTTPHeader("Keep-Alive")}}, {{HTTPHeader("Transfer-Encoding")}}, {{HTTPHeader("TE")}}, {{HTTPHeader("Connection")}}, {{HTTPHeader("Trailer")}}, {{HTTPHeader("Upgrade")}}, {{HTTPHeader("Proxy-Authorization")}}, {{HTTPHeader("Proxy-Authenticate")}}) に対しては別の用途でこのヘッダーが利用されます。この Connection ヘッダーにはカンマ区切りで、これらのホップバイホップヘッダーの名前が設定されます。このヘッダーに列挙されたヘッダーは最初のプロキシーで消費されるべきもの、という指示になり、後続のサーバーには転送されなくなります。標準のホップバイホップヘッダーの名前をカンマ区切りのリストに入れることができます (ほとんどの場合では {{HTTPHeader("Keep-Alive")}} が設定されますが、これは必須ではありません)。

ヘッダー種別 {{Glossary("General header", "一般ヘッダー")}}
{{Glossary("Forbidden header name", "禁止ヘッダー名")}} はい

構文

Connection: keep-alive
Connection: close

ディレクティブ

close
クライアントあるいはサーバーが接続を閉じたい意思を表明します。これは HTTP/1.0 リクエストの既定の動作です。
カンマ区切りの HTTP ヘッダーのリスト [通常は keep-alive のみ]
クライアント側が接続を維持したい意思があることを表明します。接続の維持は HTTP/1.1 のデフォルトの動作です。ヘッダー名のリストは、接続の間に挟まる、最初の非透過プロキシーやキャッシュが削除すべきヘッダー名です。これらのヘッダーは最終的な宛先ノードではなく、送信者と最初のエンティティ間の接続の定義に利用します。

ブラウザーの互換性

{{Compat("http.headers.Connection")}}