--- title: AsyncFunction slug: Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/AsyncFunction tags: - Constructor - JavaScript - Reference - コンストラクター translation_of: Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/AsyncFunction ---
AsyncFunction
コンストラクターは、新しい{{jsxref("Statements/async_function", "非同期関数", "", 1)}}オブジェクトを生成します。 JavaScript では、すべての非同期関数が実際に AsyncFunction
オブジェクトです。
AsyncFunction
はグローバルオブジェクトではないことに注意してください。これは以下のようなコードで取得することができます。
Object.getPrototypeOf(async function(){}).constructor
new AsyncFunction([arg1[, arg2[, ...argN]],] functionBody)
arg1, arg2, ... argN
x
", "theValue
", "a,b
" などです。functionBody
AsyncFunction
コンストラクターで生成された{{jsxref("Statements/async_function", "非同期関数", "", 1)}}オブジェクトは、関数が生成されたときにパースされます。これは、非同期関数を{{jsxref("Statements/async_function", "非同期関数式", "", 1)}}で定義してからコード内で呼び出す方法ほど効率的ではありません。というのも、そのような関数はコードの残りの部分と共にパースされるからです。
関数に渡されたすべての引数は、渡された順に、作成される関数内の引数の識別子の名前として扱われます。
注: {{jsxref("Statements/async_function", "非同期関数", "", 1)}}が AsyncFunction
コンストラクターによって生成された場合、生成コンテキストのクロージャは生成されません。常にグローバルスコープに生成されます。
実行すると、ローカル変数とグローバル変数にのみアクセスでき、 AsyncFunction
コンストラクターが呼び出されたスコープの変数にはアクセスできません。
これは、非同期関数式のコードで {{jsxref("Global_Objects/eval", "eval")}} を使用した場合とは異なります。
AsyncFunction
コンストラクターを (new
演算子を使用せずに) 関数として呼び出した場合、コンストラクターとして呼び出したときと同じ効果があります。
function resolveAfter2Seconds(x) { return new Promise(resolve => { setTimeout(() => { resolve(x); }, 2000); }); } let AsyncFunction = Object.getPrototypeOf(async function(){}).constructor let a = new AsyncFunction('a', 'b', 'return await resolveAfter2Seconds(a) + await resolveAfter2Seconds(b);'); a(10, 20).then(v => { console.log(v); // prints 30 after 4 seconds });
仕様書 |
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{{SpecName('ESDraft', '#sec-async-function-objects', 'AsyncFunction object')}} |
{{Compat("javascript.builtins.AsyncFunction")}}