--- title: Number.parseInt() slug: Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/Number/parseInt tags: - ECMAScript 2015 - JavaScript - メソッド - Number - ポリフィル browser-compat: javascript.builtins.Number.parseInt translation_of: Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/Number/parseInt --- {{JSRef}} **`Number.parseInt()`** は、文字列の引数を解釈し、指定された基数の整数値を返します。 {{EmbedInteractiveExample("pages/js/number-parseint.html", "taller")}} ## 構文 ```js Number.parseInt(string) Number.parseInt(string, radix) ``` ### 引数 - `string` - : 解釈する値。この引数が文字列でない場合、抽象操作 [`ToString`](https://tc39.es/ecma262/#sec-tostring) を用いて文字列に変換されます。この引数では先頭の{{glossary("whitespace", "ホワイトスペース")}}は無視されます。 - `radix` _{{optional_inline}}_ - : `2` から `36` までの整数で、 `string` の*基数* (数学的記数法の底) を表します。 `radix` が未定義または `0` であった場合、通常は `10` と見なされますが、数値が `0x` または `0X` のコードの組み合わせであった場合は `16` と見なされます。 ### 返値 指定された `string` を解析した整数値です。 `radix` が `2` よりも小さいか `36` よりも大きい、または最初のホワイトスペース以外の文字が数値に変換できない場合は {{jsxref("NaN")}} が返されます。 ## ポリフィル ```js if (Number.parseInt === undefined) { Number.parseInt = window.parseInt } ``` ## 例 ### Number.parseInt と parseInt このメソッドはグローバル関数の {{jsxref("parseInt", "parseInt()")}} と同じです。 ```js Number.parseInt === parseInt // true ``` また、 ECMAScript 2015 で定められているものです (グローバル値のモジュール化のため)。詳細や例は {{jsxref("parseInt", "parseInt()")}} を参照してください。 ## 仕様書 {{Specifications}} ## ブラウザーの互換性 {{Compat}} ## 関連情報 - `Number.parseInt` のポリフィルが [`core-js`](https://github.com/zloirock/core-js#ecmascript-number) で利用できます - 所属先の {{jsxref("Number")}} オブジェクト - グローバルメソッドの {{jsxref("parseInt", "parseInt()")}}