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簡単な例で正しく始めましょう。下のコードを見てください。
<svg version="1.1" baseProfile="full" width="300" height="200" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg"> <rect width="100%" height="100%" fill="red" /> <circle cx="150" cy="100" r="80" fill="green" /> <text x="150" y="125" font-size="60" text-anchor="middle" fill="white">SVG</text> </svg>
コードをコピーして、ファイル demo1.svg に貼り付けましょう。そして、ファイルを Firefox で開いてください。これは、下のスクリーンショットを表示するようレンダリングします。(Firefox のユーザは こちら をクリックしてください)
レンダリングプロセスは以下のように関わります:
version
や baseProfile
属性を使用するべきです。 version
と baseProfile
の両方の属性を付けることは SVG 2 では非推奨です。application/xhtml+xml
タイプで配信された場合は、 SVG を XML ソース内に直接埋め込むことができます。object
要素で SVG ファイルを参照することができます。
<object data="image.svg" type="image/svg+xml" />
iframe
要素を使用することができます。
<iframe src="image.svg"></iframe>
img
要素も使用できます。ただし、 Firefox 4.0 より前ではこの方法では動作しません。SVG ファイルには2つの種類があります。普通の SVG ファイルは、SVG マークアップを含むシンプルなテキストファイルです。このファイルの推奨される拡張子は ".svg" (すべて小文字) です。
SVG ファイルは、一部のアプリケーション (例えば、地理情報アプリケーション) で使用される場合、巨大な大きさに達する可能性があるため、 SVG 仕様書では、 gzip 圧縮された SVG ファイルを使用することも許可しています。これらのファイルに推奨されるファイル名の拡張子は ".svgz" (すべて小文字) です。残念ながら、 Microsoft IIS サーバから提供されている場合、すべての SVG 対応ユーザエージェントで gzip 圧縮された SVG ファイルを確実に動作させるには非常に問題があり、 Firefox は gzip 圧縮された SVG をローカルコンピュータから読み込むことができません。 gzip 圧縮された SVG は、正しくサービスを提供してくれることがわかっているウェブサーバに公開する場合を除いては避けてください (以下を参照)。
さて、基本的な SVG ファイルの作成方法がわかったところで、次の段階はウェブサーバにアップロードすることです。この段階ではいくつかの問題があります。通常の SVG ファイルの場合、サーバーは次の HTTP ヘッダーを送信しなければなりません。
Content-Type: image/svg+xml Vary: Accept-Encoding
gzip で圧縮された SVG ファイルの場合は、サーバーは、以下の HTTP ヘッダーを送る必要があります。
Content-Type: image/svg+xml Content-Encoding: gzip Vary: Accept-Encoding
サーバーが SVG ファイルで正しい HTTP ヘッダを送信しているかどうかは、ネットワークモニターパネル や websniffer.cc などのサイトを使用して確認できます。 SVG ファイルのうちの 1 つの URL を送信し、 HTTP レスポンスヘッダーを確認します。サーバーが上記の値のヘッダーを送信していないことがわかったら、ウェブホストに連絡してください。 SVG 用のサーバーを正しく設定するように説得しにくい場合は、自分で設定するのも良いかもしれません。簡単な解決策については、 w3.org のサーバー設定ページを参照してください。
サーバーの設定ミスは SVG の読み込みに失敗する理由として非常に一般的です。サーバーが正しいヘッダーを SVG ファイルと一緒に送信するように設定されていない場合、 Firefox はファイルのマークアップをテキストや文字化けしたゴミとして表示したり、ビューアにアプリケーションを選択して開くように要求したりする可能性が高いです。
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