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title: Accept-Language
slug: Web/HTTP/Headers/Accept-Language
tags:
- Accept-Language
- HTTP
- HTTP ヘッダー
- Reference
- コンテンツネゴシエーション
- リファレンス
translation_of: Web/HTTP/Headers/Accept-Language
---
<div>{{HTTPSidebar}}</div>
<p>HTTP の <strong><code>Accept-Language</code></strong> リクエストヘッダーは、クライアントがどの言語を理解できるか、どの種類のロケールが推奨されるかを示します。 (言語というのは、英語のような自然言語を意味し、プログラミング言語ではありません。) <a href="/ja/docs/Web/HTTP/Content_negotiation">コンテンツネゴシエーション</a>を使用して、サーバーは提案されたものから一つを選択して使用し、 {{HTTPHeader("Content-Language")}} レスポンスヘッダーを使用してクライアントに選択結果を知らせます。ブラウザーはユーザーインターフェイスの言語に従って、このヘッダーに適切な値を設定し、ユーザーはこれを変更することができますが、稀です (そして指紋につながるとして難色を示されます)。</p>
<p>このヘッダーはヒントであり、サーバーが言語を判別するための方法として、明示的なユーザーの選択によって制御する特定の URL など、他のものがない場合に使用されます。サーバーは明示的な決定を上書きしないことを推奨します。 <code>Accept-Language</code> の中身はユーザーが制御できないことが良くあります(旅行中で外国のインターネットカフェを使用している場合など)。ユーザーはユーザーインターフェースのロケール以外の言語によるページを訪問したがっているかもしれません。</p>
<p>サーバーが一致する言語を何も提供できない場合は、理論的には {{HTTPStatus("406")}} (Not Acceptable) エラーコードを送り返すことができます。しかし、ユーザーの使い勝手をより良くするため、これはほとんど行われておらず、このような場合には一般に <code>Accept-Language</code> ヘッダーを無視するという方法が採られます。</p>
<table class="properties">
<tbody>
<tr>
<th scope="row">ヘッダー種別</th>
<td>{{Glossary("Request header", "リクエストヘッダー")}}</td>
</tr>
<tr>
<th scope="row">{{Glossary("Forbidden header name", "禁止ヘッダー名")}}</th>
<td>いいえ</td>
</tr>
<tr>
<th scope="row">{{Glossary("CORS セーフリストリクエストヘッダー")}}</th>
<td>はい。値が <code>0-9</code>, <code>A-Z</code>, <code>a-z</code>, space or <code>*,-.;=</code> のみであるという追加の制約あり。</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2 id="Syntax" name="Syntax">構文</h2>
<pre class="syntaxbox notranslate">Accept-Language: <language>
Accept-Language: *
// {{glossary("quality values", "重み値")}}の構文によって重みづけされた複数の種別
Accept-Language: fr-CH, fr;q=0.9, en;q=0.8, de;q=0.7, *;q=0.5</pre>
<h2 id="Directives" name="Directives">ディレクティブ</h2>
<dl>
<dt><code><language></code></dt>
<dd>
<p>言語タグです (「ロケール識別子」とも呼ばれることがあります)。これは言語を表す2~3文字の基本言語タグと、任意で追加のサブタグを <code>'-'</code> で区切って続けます。追加情報の多くは言語や地域の変化形 (<code>'en-US'</code> または <code>'fr-CA'</code> など) または使用する文字の種類 (<code>'sr-Latn'</code> など) です。正書法の種類 (<code>'de-DE-1996'</code>) など他の変化形は、通常このヘッダーのコンテキストでは使用されません。</p>
</dd>
<dt><code>*</code></dt>
<dd>任意の言語です。 <code>'*'</code> はワイルドカードとして使用されます。</dd>
<dt><code>;q=</code> (Q 値の重み)</dt>
<dd><em>重み</em>と呼ばれる、相対的な{{glossary("Quality values", "品質値")}}を使用して表現される優先順位の順序で配置された値です。</dd>
</dl>
<h2 id="Examples" name="Examples">例</h2>
<pre class="notranslate">Accept-Language: de
Accept-Language: de-CH
Accept-Language: en-US,en;q=0.5
</pre>
<h2 id="Specifications" name="Specifications">仕様書</h2>
<table class="standard-table">
<thead>
<tr>
<th scope="col">仕様書</th>
<th scope="col">題名</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>{{RFC("7231", "Accept-Language", "5.3.5")}}</td>
<td>Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1): Semantics and Context</td>
</tr>
<tr>
<td><a href="https://tools.ietf.org/html/bcp47">BCP 47</a></td>
<td>Tags for the Identification of Language</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h2 id="Browser_compatibility" name="Browser_compatibility">ブラウザーの互換性</h2>
<p>{{Compat("http.headers.Accept-Language")}}</p>
<h2 id="See_also" name="See_also">関連情報</h2>
<ul>
<li>HTTP <a href="/docs/Web/HTTP/Content_negotiation">コンテンツネゴシエーション</a></li>
<li>コンテンツネゴシエーションの結果を伴うヘッダー: {{HTTPHeader("Content-Language")}}</li>
<li>他の同様のヘッダー: {{HTTPHeader("TE")}}, {{HTTPHeader("Accept-Encoding")}}, {{HTTPHeader("Accept-Charset")}}, {{HTTPHeader("Accept")}}</li>
</ul>
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