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author | Masahiro FUJIMOTO <mfujimot@gmail.com> | 2021-09-19 23:30:21 +0900 |
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committer | Masahiro FUJIMOTO <mfujimot@gmail.com> | 2021-09-27 23:12:47 +0900 |
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Document.querySelector および .querySelectorAll を更新
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-rw-r--r-- | files/ja/web/api/document/queryselector/index.md | 109 | ||||
-rw-r--r-- | files/ja/web/api/document/queryselectorall/index.md | 214 |
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diff --git a/files/ja/web/api/document/queryselector/index.md b/files/ja/web/api/document/queryselector/index.md index c0af97a434..7847ab82b7 100644 --- a/files/ja/web/api/document/queryselector/index.md +++ b/files/ja/web/api/document/queryselector/index.md @@ -15,57 +15,51 @@ tags: translation_of: Web/API/Document/querySelector browser-compat: api.Document.querySelector --- -<div>{{ApiRef("DOM")}}</div> +{{ApiRef("DOM")}} -<p>{{domxref("Document")}} の <code><strong>querySelector()</strong></code> メソッドは、指定されたセレクターまたはセレクターのグループに一致する、文書内の最初の {{domxref("Element")}} を返します。一致するものが見つからない場合は <code>null</code> を返します。</p> +{{domxref("Document")}} の **`querySelector()`** メソッドは、指定されたセレクターまたはセレクターのグループに一致する、文書内の最初の {{domxref("Element")}} を返します。一致するものが見つからない場合は `null` を返します。 -<div class="note"> -<p><strong>メモ</strong>: 比較処理は、文書マークアップにおける最初の要素を経由して文書ノードの深さ優先前順走査 (depth-first pre-order traversal) を使用して実行され、子ノードのカウント順で順次ノードを反復して行われます。</p> -</div> +> **Note:** 照合処理は、文書マークアップにおける最初の要素を経由して文書ノードの深さ優先前順走査 (depth-first pre-order traversal) を使用して実行され、子ノードのカウント順で順次ノードを反復して行われます。 -<h2 id="Syntax">構文</h2> +## 構文 -<pre class="syntaxbox"><var>element</var> = document.querySelector(<var>selectors</var>); -</pre> +```js +element = document.querySelector(selectors); +``` -<h3 id="Parameters">引数</h3> +### 引数 -<dl> - <dt><var>selectors</var></dt> - <dd>1 つまたは複数のセレクターを含む {{domxref("DOMString")}}。この文字列は妥当な CSS セレクターでなければならず、そうでない場合は <code>SyntaxError</code> が発生します。セレクターとその管理の方法の詳細について、<a href="/ja/docs/Web/API/Document_object_model/Locating_DOM_elements_using_selectors">セレクターを使用した DOM 要素の指定</a>を参照してください。</dd> -</dl> +- _selectors_ + - : {{domxref("DOMString")}} で、照合する 1 つ以上のセレクターを設定します。この文字列は妥当な CSS セレクターでなければなりません。そうでない場合は `SyntaxError` が発生します。セレクターとその管理の方法の詳細について、[セレクターを使用した DOM 要素の指定](/ja/docs/Web/API/Document_object_model/Locating_DOM_elements_using_selectors)を参照してください。 -<div class="note"> -<p><strong>メモ:</strong> 標準の CSS 構文に含まれない文字は、バックスラッシュ文字を使ってエスケープしなければなりません。JavaScript でもバックスラッシュのエスケープが使われているため、これらの文字を使った文字列リテラルを記述する際は、特に注意する必要があります。詳細は{{anch("Escaping special characters", "特殊文字のエスケープ")}}を参照してください。</p> -</div> +> **Note:** 標準の CSS 構文に含まれない文字は、バックスラッシュ文字を使ってエスケープしなければなりません。 JavaScript でもバックスラッシュによるエスケープが使われているため、これらの文字を使った文字列リテラルを記述する際は、特に注意する必要があります。詳細は[特殊文字のエスケープ](/ja/docs/Web/API/Document/querySelector#特殊文字のエスケープ)を参照してください。 -<h3 id="Return_value">返値</h3> +### 返値 -<p>文書内で指定された <a href="/ja/docs/Web/CSS/CSS_Selectors">CSS セレクター</a>に最初に一致する要素を示す {{domxref("Element")}} オブジェクト、もしくは、一致する要素がない場合は <code>null</code> を返します。</p> +{{domxref("Element")}} オブジェクトで、文書内で指定された [CSS セレクター](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Selectors)に最初に一致する要素を示すオブジェクト、もしくは、一致する要素がない場合は `null` を返します。 -<p>指定されたセレクターに一致するすべての要素のリストが必要な場合は、代わりに {{domxref("Document.querySelectorAll", "querySelectorAll()")}} を使用してください。</p> +指定されたセレクターに一致するすべての要素のリストが必要な場合は、代わりに {{domxref("Document.querySelectorAll", "querySelectorAll()")}} を使用してください。 -<h3 id="Exceptions">例外</h3> +### 例外 -<dl> - <dt><code>SyntaxError</code></dt> - <dd>指定された <var>selectors</var> の構文が妥当ではない。</dd> -</dl> +- `SyntaxError` + - : 指定された _selectors_ の構文が妥当ではない。 -<h2 id="Usage_notes">使用上のメモ</h2> +## 使用上のメモ -<p>指定されたセレクターが、誤って文書内で複数回使われている ID に一致する場合は、その ID を持つ最初の要素が返されます。</p> +指定されたセレクターが、誤って文書内で複数回使われている ID に一致する場合は、その ID を持つ最初の要素が返されます。 -<p><a href="/ja/docs/Web/CSS/Pseudo-elements">CSS 擬似要素</a>は <a href="https://www.w3.org/TR/selectors-api/#grammar">Selectors API</a> で策定されている通り、何も要素を返しません。</p> +[CSS 擬似要素](/ja/docs/Web/CSS/Pseudo-elements)は [Selectors API](https://www.w3.org/TR/selectors-api/#grammar) で策定されている通り、何も要素を返しません。 -<h3 id="Escaping_special_characters">特殊文字のエスケープ</h3> +### 特殊文字のエスケープ -<p>標準の CSS の構文に従っていない ID やセレクター (例えば、コロンやスペースを不適切に使用しているもの) で一致させるためには、バックスラッシュ ("<code>\</code>") でその文字をエスケープしなければなりません。バックスラッシュは JavaScript のエスケープ文字でもあるので、文字列リテラルを入力する場合、それを <em>2 回</em>エスケープする必要があります (1 回目は JavaScript の文字列のため、2 回目は <code>querySelector()</code> のため)。</p> +標準の CSS の構文に従っていない ID やセレクター (例えば、コロンや空白を不適切に使用しているもの) に一致させるためには、バックスラッシュ ("`\`") でその文字をエスケープしなければなりません。バックスラッシュは JavaScript のエスケープ文字でもあるので、文字列リテラルを入力する場合、それを *2 回*エスケープする必要があります (1 回目は JavaScript の文字列のため、2 回目は `querySelector()` のため)。 -<pre class="brush: html"><div id="foo\bar"></div> -<div id="foo:bar"></div> +```html +<div id="foo\bar"></div> +<div id="foo:bar"></div> -<script> +<script> console.log('#foo\bar'); // "#fooar" (\b はバックスペース制御文字) document.querySelector('#foo\bar'); // いずれにも一致しない @@ -75,45 +69,48 @@ browser-compat: api.Document.querySelector document.querySelector('#foo:bar'); // いずれにも一致しない document.querySelector('#foo\\:bar'); // 2番目の div に一致する -</script></pre> +</script> +``` -<h2 id="Example">例</h2> +## 例 -<h3 id="Finding_the_first_element_matching_a_class">あるクラスに一致する最初の要素を探索する</h3> +### あるクラスに一致する最初の要素を探索する -<p>次の例は、クラス "<code>myclass</code>" を持つ文書内の要素の内、最初のものを返します。</p> +次の例は、クラス "`myclass`" を持つ文書内の要素の内、最初のものを返します。 -<pre class="brush: js">var el = document.querySelector(".myclass"); -</pre> +```js +var el = document.querySelector(".myclass"); +``` -<h3 id="A_more_complex_selector">より複雑なセレクター</h3> +### より複雑なセレクター -<p>セレクターは、次の例で示しているように、実に力強いものになり得ます。ここでは、文書内でクラスが "user-panel main" である {{HTMLElement("div")}} (<code><div class="user-panel main"></code>) の中にある、"login" という名前を持つ最初の {{HTMLElement("input")}} 要素 (<code><input name="login"/></code>) が返されます。</p> +セレクターは、次の例で示しているように、実に力強いものになり得ます。ここでは、文書内で {{HTMLElement("input")}} に "login" という名前の付いた最初のもの (`<input name="login"/>`) のうち、 {{HTMLElement("div")}} でクラスが "user-panel main" (`<div class="user-panel main">`) の中にあるものが返されます。 -<pre class="brush: js">var el = document.querySelector("div.user-panel.main input[name='login']"); -</pre> +```js +var el = document.querySelector("div.user-panel.main input[name='login']"); +``` -<h3 id="Negation">否定</h3> +### 否定 -<p>すべての CSS セレクター文字列が正しい場合、セレクターを否定することもできます。</p> +すべての CSS セレクター文字列が妥当な場合、セレクターを否定することもできます。 -<pre class="brush: js">var el = document.querySelector("div.user-panel:not(.main) input[name='login']");</pre> +```js +var el = document.querySelector("div.user-panel:not(.main) input[name='login']"); +``` -<p>これで、input 要素のうち親に <code>user-panel</code> クラスのついた div があるものの、<code>main</code> クラスがないものを 1 つ選択します。</p> +これで、input 要素のうち親に `user-panel` クラスのついた div があるものの、`main` クラスがないものを 1 つ選択します。 -<h2 id="Specifications">仕様書</h2> +## 仕様書 {{Specifications}} -<h2 id="Browser_compatibility">ブラウザーの互換性</h2> +## ブラウザーの互換性 -<div>{{Compat}}</div> +{{Compat}} -<h2 id="See_also">関連情報</h2> +## 関連情報 -<ul> - <li><a href="/ja/docs/Web/API/Document_object_model/Locating_DOM_elements_using_selectors">セレクターを使用した DOM 要素の指定</a></li> - <li>{{domxref("Element.querySelector()")}}</li> - <li>{{domxref("Document.querySelectorAll()")}}</li> - <li>{{domxref("Element.querySelectorAll()")}}</li> -</ul> +- [セレクターを使用した DOM 要素の指定](/ja/docs/Web/API/Document_object_model/Locating_DOM_elements_using_selectors) +- {{domxref("Element.querySelector()")}} +- {{domxref("Document.querySelectorAll()")}} +- {{domxref("Element.querySelectorAll()")}} diff --git a/files/ja/web/api/document/queryselectorall/index.md b/files/ja/web/api/document/queryselectorall/index.md index 29d3513ec2..56cab2c7da 100644 --- a/files/ja/web/api/document/queryselectorall/index.md +++ b/files/ja/web/api/document/queryselectorall/index.md @@ -3,176 +3,146 @@ title: Document.querySelectorAll() slug: Web/API/Document/querySelectorAll tags: - API - - CSS Selectors + - CSS セレクター - DOM - Document - Finding Elements - Locating Elements - - Method - - Reference + - メソッド + - リファレンス - Searching Elements - Selecting Elements - - Selectors + - セレクター - querySelectorAll - - メソッド +browser-compat: api.Document.querySelectorAll translation_of: Web/API/Document/querySelectorAll --- -<div>{{APIRef("DOM")}}</div> +{{APIRef("DOM")}} -<p>{{domxref("Document")}} の <code><strong>querySelectorAll()</strong></code> メソッドは、与えられた CSS セレクターに一致する文書中の要素のリストを示す静的な (生きていない) {{domxref("NodeList")}} を返します。</p> +{{domxref("Document")}} の **`querySelectorAll()`** メソッドは、与えられた CSS セレクターに一致する文書中の要素のリストを示す静的な (ライブではない) {{domxref("NodeList")}} を返します。 -<div class="note"> -<p><strong>メモ:</strong> このメソッドは {{domxref("ParentNode")}} ミックスインの {{domxref("ParentNode.querySelectorAll", "querySelectorAll()")}} メソッドを元に実装されています。</p> -</div> +## 構文 -<h2 id="Syntax" name="Syntax">構文</h2> +```js +elementList = parentNode.querySelectorAll(selectors); +``` -<pre class="syntaxbox"><var>elementList</var> = <em>parentNode</em>.querySelectorAll(<var>selectors</var>); -</pre> +### 引数 -<h3 id="Parameters" name="Parameters">引数</h3> +- `selectors` + - : {{domxref("DOMString")}} で、照合対象となる 1 つまたは複数のセレクターを含みます。この文字列は妥当な [CSS セレクター](/ja/docs/Web/CSS/CSS_Selectors)でなければならず、そうでない場合は `SyntaxError` 例外が発生します。セレクターの仕様と要素の識別の詳細は、[セレクターを使用した DOM 要素の指定](/ja/docs/Web/API/Document_object_model/Locating_DOM_elements_using_selectors)を参照してください。複数のセレクターは、カンマで区切って指定することができます。 -<dl> - <dt><code>selectors</code></dt> - <dd>マッチのための 1 つまたは複数のセレクターを含む {{domxref("DOMString")}}。この文字列は妥当な <a href="/ja/docs/Web/CSS/CSS_Selectors">CSS セレクター</a>でなければならず、そうでない場合は <code>SyntaxError</code> 例外がスローされます。セレクターの仕様と要素の識別の詳細は、<a href="/ja/docs/Web/API/Document_object_model/Locating_DOM_elements_using_selectors">セレクターを使用した DOM 要素の指定</a>を参照してください。複数のセレクターを指定する際は、カンマで区切ります。</dd> -</dl> +> **Note:** 標準の CSS 構文に含まれない文字は、バックスラッシュ文字を使ってエスケープしなければなりません。 JavaScript でもバックスラッシュによるエスケープが使われているため、これらの文字を使った文字列リテラルを記述する際は、特に注意する必要があります。詳細は[特殊文字のエスケープ](/ja/docs/Web/API/Document/querySelector#特殊文字のエスケープ)を参照してください。 -<div class="note"> -<p><strong>メモ:</strong> 標準の CSS 構文の一部ではない文字は、バックスラッシュ文字を使ってエスケープしなければなりません。 JavaScript でもバックスラッシュによるエスケープが使われているため、これらの文字を使った文字列リテラルを記述する際は、特に注意する必要があります。詳細は {{anch("Escaping special characters")}} を参照してください。</p> -</div> +### 返値 -<h3 id="Return_value" name="Return_value">返値</h3> +ライブではない {{domxref("NodeList")}} で、指定されたセレクターの少なくとも 1 つに一致する要素ごとに {{domxref("Element")}} を一つずつ含みます。または一致するものがなければ空の {{domxref("NodeList")}} です。 -<p>指定されたセレクターの少なくとも一つに一致する要素ごとに {{domxref("Element")}} を一つずつ含む、生きていない {{domxref("NodeList")}}、または一致するものがなければ空の {{domxref("NodeList")}} です。</p> +> **Note:** 指定された `selectors` が [CSS 擬似要素](/ja/docs/Web/CSS/Pseudo-elements)を含む場合、返されるリストは常に空になります。 -<div class="note"> -<p><strong>メモ:</strong> 指定された <code>selectors</code> が <a href="/ja/docs/Web/CSS/Pseudo-elements">CSS 擬似要素</a>を含む場合、返されるリストは常に空になります。</p> -</div> - -<h3 id="Exceptions" name="Exceptions">例外</h3> +### 例外 -<dl> - <dt><code>SyntaxError</code></dt> - <dd>指定された <code>selectors</code> の構文が妥当ではない。</dd> -</dl> +- `SyntaxError` + - : 指定された `selectors` の構文が妥当ではない場合です。 -<h2 id="Examples" name="Examples">例</h2> +## 例 -<h3 id="Obtaining_a_list_of_matches" name="Obtaining_a_list_of_matches">一致のリストの入手</h3> +### 一致するもののリストの入手 -<p>文書内のすべての {{HTMLElement("p")}} 要素の {{domxref("NodeList")}} を入手します。</p> +文書内のすべての {{HTMLElement("p")}} 要素の {{domxref("NodeList")}} を入手します。 -<pre class="brush: js">var matches = document.querySelectorAll("p");</pre> +```js +const matches = document.querySelectorAll("p"); +``` -<p>次の例では、文書内にある <code>note</code> または <code>alert</code> のいずれかのクラスを持つ、すべての {{HTMLElement("div")}} 要素のリストを返します。</p> +次の例では、文書内にあるすべての {{HTMLElement("div")}} 要素のうち、 `note` または `alert` のいずれかのクラスを持つものリストを返します。 -<pre class="brush: js">var matches = document.querySelectorAll("div.note, div.alert"); -</pre> +```js +const matches = document.querySelectorAll("div.note, div.alert"); +``` -<p>次に、 <code>test</code> という ID を持つコンテナ内に位置し、直接の親要素が <code>highlighted</code> クラスを持つ {{HTMLElement("div")}} である、<code><p></code> 要素のリストを取得します。</p> +次に、 `<p>` 要素ののうち直近の親要素が `test` という ID を持つコンテナー内に位置し、直接の親要素が `highlighted` クラスを持つ {{HTMLElement("div")}} であるリストを取得します。 -<pre class="brush: js">var container = document.querySelector("#test"); -var matches = container.querySelectorAll("div.highlighted > p");</pre> +```js +const container = document.querySelector("#test"); +const matches = container.querySelectorAll("div.highlighted > p"); +``` -<p>次の例では<a href="/ja/docs/Web/CSS/Attribute_selectors">属性セレクター</a>を使用しており、 <code>data-src</code> という名前の属性を持つ、文書内の {{HTMLElement("iframe")}} 要素のリストを返します。</p> +次の例では[属性セレクター](/ja/docs/Web/CSS/Attribute_selectors)を使用しており、 `data-src` という名前の属性を持つ、文書内の {{HTMLElement("iframe")}} 要素のリストを返します。 -<pre class="brush: js">var matches = document.querySelectorAll("iframe[data-src]");</pre> +```js +const matches = document.querySelectorAll("iframe[data-src]"); +``` -<p>次の例では、ID が <code>"userlist"</code> の要素の中にあり、<code>"data-active"</code> 属性を持ち、その値が <code>"1"</code> であるリスト項目のリストを返すため、属性セレクターが使用されています。</p> +次の例では、ID が `userlist` の要素の中にあり、`data-active` 属性を持ち、その値が `1` であるリスト項目のリストを返すため、属性セレクターが使用されています。 -<pre class="brush: js">var container = document.querySelector("#userlist"); -var matches = container.querySelectorAll("li[data-active='1']");</pre> +```js +const container = document.querySelector("#userlist"); +const matches = container.querySelectorAll("li[data-active='1']"); +``` -<h3 id="Accessing_the_matches" name="Accessing_the_matches">一致したリストへのアクセス</h3> +### 一致したリストへのアクセス -<p>一旦、一致した要素の {{domxref("NodeList")}} が返されると、それをちょうど配列のように試すことができます。配列が空である (<code>length</code> プロパティが 0 である) 場合は、一致がなかったということです。</p> +いったん、一致した要素の {{domxref("NodeList")}} が返されると、それをちょうど配列のように見ることができます。配列が空である (`length` プロパティが 0 である) 場合は、一致がなかったということです。 -<p>それ以外の場合は、単純に標準の配列表記を使って、リストの内容にアクセスすることができます。次のように、任意の一般的なループ処理を使うことができます。</p> +それ以外の場合は、単純に標準の配列表記を使って、リストの内容にアクセスすることができます。次のように、任意の一般的なループ処理を使うことができます。 -<pre class="brush: js">var highlightedItems = userList.querySelectorAll(".highlighted"); +```js +const highlightedItems = userList.querySelectorAll(".highlighted"); highlightedItems.forEach(function(userItem) { deleteUser(userItem); -});</pre> +}); +``` -<h2 id="User_notes" name="User_notes">ユーザーのメモ</h2> +## ユーザーのメモ -<p>querySelectorAll() は、最も一般的な JavaScript DOM ライブラリと異なる動作を持ち、意図しない結果をもたらすことがあります。</p> +`querySelectorAll()` は、最も一般的な JavaScript DOM ライブラリーと異なる動作を持ち、意図しない結果をもたらすことがあります。 -<h3 id="HTML">HTML</h3> +### HTML -<p>次の、入れ子になった 3 つの {{HTMLElement("div")}} ブロックを持つ HTML について検討します。</p> +次の、入れ子になった 3 つの {{HTMLElement("div")}} ブロックを持つ HTML について検討します。 -<pre class="brush: html"><div class="outer"> - <div class="select"> - <div class="inner"> - </div> - </div> -</div></pre> +```html +<div class="outer"> + <div class="select"> + <div class="inner"> + </div> + </div> +</div> +``` -<h3 id="JavaScript">JavaScript</h3> +### JavaScript -<pre class="brush: js">var select = document.querySelector('.select'); -var inner = select.querySelectorAll('.outer .inner'); +```js +const select = document.querySelector('.select'); +const inner = select.querySelectorAll('.outer .inner'); inner.length; // 1 です。0 ではありません! -</pre> +``` -<p>この例では、<code>"select"</code> class を持つ <code><div></code> の文脈で <code>".outer .inner"</code> を選択するとき、<code>.outer</code> が基準となる要素(<code>.select</code> で検索される)の子孫ではないにもかかわらず、<code>".inner"</code> class を持つ要素が見つけられています。<code>querySelectorAll()</code> はデフォルトでは、セレクターの最後の要素が検索スコープに含まれているかどうかのみ検証します。</p> +この例で、`.outer .inner` を`<div>` に `select` クラスがついたコンテキストで選択する場合、`.outer` が検索が行われる基底要素 (`.select`) の子孫ではないにもかかわらず、`.inner` クラスの要素が見つかります。既定では、`querySelectorAll()` はセレクターの最後の要素のみを、検索スコープ内にあるかどうか検証します。 -<p>{{cssxref(":scope")}} 擬似クラスを使うと、基準となる要素の子孫だけが一致するようになり、期待される挙動を取り戻すことができます。</p> +{{cssxref(":scope")}} 擬似クラスを使うと、基準となる要素の子孫だけが一致するようになり、期待される挙動を取り戻すことができます。 -<pre class="brush: js">var select = document.querySelector('.select'); -var inner = select.querySelectorAll(':scope .outer .inner'); +```js +const select = document.querySelector('.select'); +const inner = select.querySelectorAll(':scope .outer .inner'); inner.length; // 0 -</pre> - -<h2 id="Specifications" name="Specifications">仕様書</h2> - -<table class="standard-table"> - <thead> - <tr> - <th scope="col">仕様書</th> - <th scope="col">状態</th> - <th scope="col">備考</th> - </tr> - </thead> - <tbody> - <tr> - <td>{{SpecName("DOM WHATWG", "#dom-parentnode-queryselectorall", "ParentNode.querySelectorAll()")}}</td> - <td>{{Spec2("DOM WHATWG")}}</td> - <td>Living standard</td> - </tr> - <tr> - <td>{{SpecName("Selectors API Level 2", "#dom-parentnode-queryselectorall", "ParentNode.querySelectorAll()")}}</td> - <td>{{Spec2("Selectors API Level 2")}}</td> - <td>変更なし</td> - </tr> - <tr> - <td>{{SpecName("DOM4", "#dom-parentnode-queryselectorall", "ParentNode.querySelectorAll()")}}</td> - <td>{{Spec2("DOM4")}}</td> - <td>初回定義</td> - </tr> - <tr> - <td>{{SpecName("Selectors API Level 1", "#interface-definitions", "document.querySelector()")}}</td> - <td>{{Spec2("Selectors API Level 1")}}</td> - <td>独自の定義</td> - </tr> - </tbody> -</table> - -<h2 id="Browser_compatibility" name="Browser_compatibility">ブラウザーの互換性</h2> - -<p>{{Compat("api.Document.querySelectorAll")}}</p> - -<h2 id="See_also" name="See_also">関連情報</h2> - -<ul> - <li><a href="/ja/docs/Web/API/Document_object_model/Locating_DOM_elements_using_selectors">セレクターを使用した DOM 要素の指定</a></li> - <li>CSS ガイドの<a href="/ja/docs/Web/CSS/Attribute_selectors">属性セレクター</a></li> - <li>MDN 学習エリアの<a href="/ja/docs/Learn/CSS/Introduction_to_CSS/Attribute_selectors">属性セレクター</a></li> - <li>{{domxref("Element.querySelector()")}} および {{domxref("Element.querySelectorAll()")}}</li> - <li>{{domxref("Document.querySelector()")}}</li> - <li>{{domxref("DocumentFragment.querySelector()")}} および {{domxref("DocumentFragment.querySelectorAll()")}}</li> - <li>{{domxref("ParentNode.querySelector()")}} および {{domxref("ParentNode.querySelectorAll()")}}</li> - <li><a href="/ja/docs/Code_snippets/QuerySelector"><code>querySelector()</code> のコードスニペット</a></li> -</ul> +``` + +## 仕様書 + +{{Specifications}} + +## ブラウザーの互換性 + +{{Compat}} + +## 関連情報 + +- [セレクターを使用した DOM 要素の指定](/ja/docs/Web/API/Document_object_model/Locating_DOM_elements_using_selectors) +- CSS ガイドの[[属性セレクター]](/ja/docs/Web/CSS/Attribute_selectors) +- MDN 学習領域の[[属性セレクター]](/ja/docs/Learn/CSS/Building_blocks/Selectors/Attribute_selectors) +- {{domxref("Element.querySelector()")}} および {{domxref("Element.querySelectorAll()")}} +- {{domxref("Document.querySelector()")}} +- {{domxref("DocumentFragment.querySelector()")}} および {{domxref("DocumentFragment.querySelectorAll()")}} |