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path: root/files/ja/conflicting/learn/html
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authorFlorian Merz <me@fiji-flo.de>2021-02-11 12:07:59 +0100
committerFlorian Merz <me@fiji-flo.de>2021-02-11 12:07:59 +0100
commit6ef1fa4618e08426b874529619a66adbd3d1fcf0 (patch)
tree890e3e27131be010d82ef957fa68db495006cb0e /files/ja/conflicting/learn/html
parent8260a606c143e6b55a467edf017a56bdcd6cba7e (diff)
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unslug ja: move
Diffstat (limited to 'files/ja/conflicting/learn/html')
-rw-r--r--files/ja/conflicting/learn/html/howto/author_fast-loading_html_pages/index.html201
-rw-r--r--files/ja/conflicting/learn/html/introduction_to_html/index.html87
2 files changed, 288 insertions, 0 deletions
diff --git a/files/ja/conflicting/learn/html/howto/author_fast-loading_html_pages/index.html b/files/ja/conflicting/learn/html/howto/author_fast-loading_html_pages/index.html
new file mode 100644
index 0000000000..08f5330b89
--- /dev/null
+++ b/files/ja/conflicting/learn/html/howto/author_fast-loading_html_pages/index.html
@@ -0,0 +1,201 @@
+---
+title: 読み込みが速い HTML ページを作成するための Tips
+slug: Web/Guide/HTML/Tips_for_authoring_fast-loading_HTML_pages
+tags:
+ - Advanced
+ - Guide
+ - HTML
+ - NeedsUpdate
+ - Performance
+ - Web
+ - Web Performance
+translation_of: Learn/HTML/Howto/Author_fast-loading_HTML_pages
+---
+<p>これらの豆知識は、一般の知識や実験に基づくものです。</p>
+
+<p>ウェブページを最適化すると、訪問者に対して応答性のよいサイトを提供するだけでなく、ウェブサーバーやインターネット接続の負荷を低減する効果もあります。これは大規模なサイトや、緊急事態で通信量が急増するニュース速報のようなサイトでは重要でしょう。</p>
+
+<p>ページの読み込みパフォーマンスの最適化は、低速なダイヤルアップ接続やモバイルデバイスの利用者向けコンテンツのためだけではありません。ブロードバンド向けコンテンツでも重要であり、高速接続の利用者であっても劇的な改善につながるでしょう。</p>
+
+<h2 id="Tips" name="Tips">豆知識</h2>
+
+<h3 id="Reduce_page_weight" name="Reduce_page_weight">ページの量の削減</h3>
+
+<p>ページの量は、ページ読み込みパフォーマンスにおいて断然重要な要素です。</p>
+
+<p>最小化として知られる不要なホワイトスペースやコメントの削除、インラインのスクリプトや CSS の外部ファイルへの移動によりページの量を削減することで、ページの構造変更を最小限にしてダウンロードの性能を向上できるでしょう。</p>
+
+<p><a class="external" href="http://tidy.sourceforge.net/">HTML Tidy</a> のようなツールを利用すると、妥当な HTML ソースから行頭のホワイトスペースや過剰な空行を自動的に取り除くことができます。他に JavaScript ソースを、書式変更や難読化および長い識別子を短いものに置き換えることで 「{{原語併記("圧縮", "compress")}}」するツールもあります。</p>
+
+<h3 id="Minimize_the_number_of_files" name="Minimize_the_number_of_files">ファイル数の最少化</h3>
+
+<p>ウェブページが参照するファイル数を削減することで、ページのダウンロードに必要な <a href="/ja/docs/HTTP" title="ja/docs/HTTP">HTTP</a> コネクションの数が減り、それによってリクエストを送信したり、レスポンスを受け取ったりする時間が短縮できます。</p>
+
+<p>ブラウザーのキャッシュ設定によっては、ブラウザーが各ファイルの <code><a href="/ja/docs/Web/HTTP/Headers/If-Modified-Since">If-Modified-Since</a></code> ヘッダーで、ファイルが最後にダウンロードされてから変更されているかどうかを確認するリクエストを送信することがあります。ページをレンダリングする前に、ブラウザがこれらの各ファイルの変更時刻をチェックする必要があるため、参照されたファイルの最終変更時刻をチェックするのに時間がかかり過ぎると、ウェブページの初期表示が遅くなることがあります。</p>
+
+<p>CSS で多数の背景画像を使用している場合は、画像スプライトと呼ばれる方法でで画像を 1 つに結合することで必要な HTTP による参照の数を減らすことができます。すなわち、背景として用いる画像ファイルは毎回同じものを適用し、それを適切な x/y 座標に調整します。これは寸法が限られている要素について最善の方法ですが、適用できない場合もあるでしょう。しかし、HTTP リクエストを少なくしてキャッシュする画像を単一にすることで、ページの読み込み時間を削減できます。</p>
+
+<h3 id="コンテンツ配信ネットワーク_(CDN)_を使用する">コンテンツ配信ネットワーク (CDN) を使用する</h3>
+
+<p>この記事の目的のために、CDN はサーバーと訪問者の間の物理的な距離を縮めるための手段です。サーバーの起点と訪問者の間の距離が長くなると、読み込み時間が長くなります。ウェブサイトのサーバーがアメリカにあり、インドからの訪問者がいるとします。米国からの訪問者と比較して、ページの読み込み時間はインドの訪問者の方がはるかに長くなります。</p>
+
+<p>CDN は地理的に分散したサーバーネットワークで、ユーザーとウェブサイトの距離を縮めるために連携して機能します。CDN はキャッシュされたウェブサイトのバージョンを保存し、それらをユーザーに最も近いネットワークノードを介して訪問者に提供するので、<a href="http://www.webperformancetoday.com/2012/04/02/latency-101-what-is-latency-and-why-is-it-such-a-big-deal/">待ち時間</a>が短縮されます。</p>
+
+<p>参考文献:</p>
+
+<ul>
+ <li><a href="https://www.incapsula.com/cdn-guide/what-is-cdn-how-it-works.html">Understanding CDNs</a></li>
+</ul>
+
+<h3 id="Reduce_domain_lookups" name="Reduce_domain_lookups">ドメイン検索の削減</h3>
+
+<p>ドメインが分かれていると DNS の参照に時間がかかるため、CSS の link や JavaScript や画像の src に多数のドメインが現れるほど、ページの読み込み時間が長くなるでしょう。</p>
+
+<p>現実的でない場合があるかもしれませんが、ページがあるドメインと異なるドメインの使用数は必要最低限にするよう注意すべきです。</p>
+
+<h3 id="Cache_reused_content" name="Cache_reused_content">再利用されるコンテンツのキャッシュ</h3>
+
+<p>どんなコンテンツでも、キャッシュできるか、キャッシュされているか、キャッシュ期限が適切であるかを確認してください。</p>
+
+<p>特に、<code>Last-Modified</code> ヘッダーに注意してください。これは、効率のよいページのキャッシュができるようにします。このヘッダーは、ファイルを読み込もうとしているユーザーエージェントに、ファイルがいつ更新されたかなどの情報を伝えます。多くのウェブサーバーは、静的なページ (<code>.html</code>、<code>.css</code> など) にはファイルシステムに格納されている最終更新日に基づいて、自動的に <code>Last-Modified</code> ヘッダーを追加します。もちろん、動的なページ (<code>.php</code>、<code>.aspx</code> など) については取得できないので、ヘッダーを送信しません。</p>
+
+<p>そのため、特に動的に生成されるページについては、この件について調べてみると有益です。よって特に、動的に生成されるページのためにこの問題について調べることは有益です。少し厄介ですが、通常キャッシュできないページのリクエストを大幅に節約できるでしょう。</p>
+
+<p>詳細情報:</p>
+
+<ol>
+ <li><a class="external" href="http://fishbowl.pastiche.org/2002/10/21/http_conditional_get_for_rss_hackers">HTTP Conditional Get for RSS Hackers</a></li>
+ <li><a class="external" href="http://annevankesteren.nl/archives/2005/05/http-304">HTTP 304: Not Modified</a></li>
+ <li><a class="external" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/HTTP_ETag">Wikipedia の HTTP ETag の記事</a></li>
+ <li><a class="external" href="http://www.w3.org/Protocols/rfc2616/rfc2616-sec13.html">Caching in HTTP</a></li>
+</ol>
+
+<h3 id="Optimally_order_the_components_of_the_page" name="Optimally_order_the_components_of_the_page">ページのコンポーネントの最適な順序</h3>
+
+<p>最初の表示に必要な CSS または JavaScript と共に、ページコンテンツをまずダウンロードすると、ページの読み込み中にユーザーに最もすばやくページを表示させることができます。このコンテンツは通常テキストであるため、転送中のテキスト圧縮の効率が良く、ユーザーへの反応がもっと早くなります。</p>
+
+<p>使用される前にページの読み込みが完了する必要がある動的機能は、最初は無効にしておき、ページの読み込みが完了した後でのみ有効にするようにしましょう。これにより、JavaScript がページコンテンツの後に読み込まれるようになり、ページ読み込み時に全体が表示されるまでの時間が短縮されます。</p>
+
+<h3 id="Reduce_the_number_of_inline_scripts" name="Reduce_the_number_of_inline_scripts">インラインスクリプト数の削減</h3>
+
+<p>インラインスクリプトがあると、インラインスクリプトのパース中にページの構造が変わる可能性があるとパーサーが想定しなければならないため、ページの読み込みにおいて重荷になることがあります。一般的にはインラインスクリプトの使用を減らし、また特に <code>document.write()</code> を用いたコンテンツの出力を減らすことで、ページ読み込みのパフォーマンスが向上するでしょう。 <code>document.write()</code> に基づく旧来のコンテンツ操作方法ではなく、最新のブラウザー向けの方法である <a href="/ja/docs/AJAX" title="ja/docs/AJAX">AJAX</a> を使用してください。</p>
+
+<h3 id="Use_modern_CSS_and_valid_markup" name="Use_modern_CSS_and_valid_markup">最新の CSS と正しいマークアップの使用</h3>
+
+<p>最新の CSS を用いるとマークアップの量を削減し、レイアウトの点で (スペーサーの) 画像使用を減らし、また多くの場合スタイル付けした文字列の画像を置き換えることが可能です。画像は CSS と文字列の組み合わせに比べ、多大なコストがかかります。</p>
+
+<p>正しいマークアップを使用することは、ほかにも利点があります。第一に、ブラウザーが HTML を解釈する際にエラー訂正を行う必要がなくなります (ユーザーの記述法の多様性を認めるかどうかという哲学的な問題とは別です。厳密な、許容範囲のない書式を強制するというより、プログラム的に「正しく」または正規化しましょう)</p>
+
+<p>さらに、正しいマークアップをすることによって、ウェブページを<em>プリプロセス</em>ができる他のツールが自由に利用できるようになります。例えば、<a class="external" href="http://tidy.sourceforge.net/">HTML Tidy</a> はホワイトスペースや省略可能な終了タグを除去することができます。しかし、重大なマークアップの誤りがあるページではツールを実行できません。</p>
+
+<h3 id="Chunk_your_content" name="Chunk_your_content">コンテンツをまとめる</h3>
+
+<p>テーブルをレイアウトのために使うのは陳腐化した方法であり、もはや使うべきではありません。レイアウトを行うには、代わりに <a href="/ja/docs/Learn/CSS/CSS_layout/Floats">floats</a>、<a href="/ja/docs/Learn/CSS/CSS_layout/Positioning">positioning</a>、<a href="/ja/docs/Learn/CSS/CSS_layout/Flexbox">フレックスボックス</a>、<a href="/ja/docs/Learn/CSS/CSS_layout/Grids">グリッド</a>を使用してください。</p>
+
+<p>テーブルは現在でも妥当なマークアップと考えられていますが、表形式のデータを表示するために用いるべきです。ブラウザーがページを迅速に表示するためには、テーブルを入れ子にしないようにしてください。</p>
+
+<p>以下のように深い入れ子のテーブルを使用する代わりに、</p>
+
+<pre>&lt;table&gt;
+ &lt;table&gt;
+ &lt;table&gt;
+ ...
+ &lt;/table&gt;
+ &lt;/table&gt;
+&lt;/table&gt;</pre>
+
+<p>以下のように入れ子にしないテーブルや div を用いてください。</p>
+
+<pre>&lt;table&gt;...&lt;/table&gt;
+&lt;table&gt;...&lt;/table&gt;
+&lt;table&gt;...&lt;/table&gt;
+</pre>
+
+<p><a class="external" href="https://www.w3.org/TR/css-flexbox-1/" title="https://www.w3.org/TR/css-flexbox-1/">CSS Flexible Box Layout</a> と <a class="external" href="https://www.w3.org/TR/css-grid-1/" title="https://www.w3.org/TR/css-grid-1/">CSS Grid Layout</a> の仕様書も参照してください。</p>
+
+<h3 id="Minify_and_compress_SVG_assets" name="Minify_and_compress_SVG_assets">SVG の資産を最小化し圧縮する</h3>
+
+<p>多くの描画アプリケーションで作成された SVG は、不必要なメタデータを含んでいることが多く、削除することができます。サーバーで SVG 資産を gzip で圧縮するよう設定しましょう。</p>
+
+<h3 id="Minify_and_compress_your_images" name="Minify_and_compress_your_images">画像を縮小して圧縮する</h3>
+
+<p>画像が大きいと、ページの読み込みに時間がかかります。画像をページに追加する前に、圧縮することを検討してください。 <a href="https://compressjpeg.com/">Compress Jpeg</a>、<a href="https://tinypng.com">Tiny PNG</a>、その他多くのツールがオンラインで利用可能です。photoshop などのオフラインツールも使用できます。</p>
+
+<h3 id="Specify_sizes_for_images_and_tables" name="Specify_sizes_for_images_and_tables">画像やテーブルのサイズ指定</h3>
+
+<p>ブラウザーが直ちに画像やテーブルの高さや幅を決めることができれば、ブラウザーはコンテンツの再配置を行うことなくウェブページを表示できます。これはページの表示を高速化するだけでなく、ページの読み込みが完了するまでにレイアウトが不安定に変化することを防ぎます。よって、可能な限り画像には <code>height</code> と <code>width</code> を指定するべきです。</p>
+
+<p>テーブルは以下のセレクターとプロパティの組み合わせを用いるべきです:</p>
+
+<pre> table-layout: fixed;
+</pre>
+
+<p>そして、 <code><a href="/ja/docs/Web/HTML/Element/col">&lt;col&gt;</a></code> 要素および <code><a href="/ja/docs/Web/HTML/Element/colgroup">&lt;colgroup&gt;</a></code> 要素を用いて列の幅を指定しましょう。</p>
+
+<h3 id="Choose_your_user-agent_requirements_wisely" name="Choose_your_user-agent_requirements_wisely">ユーザーエージェント要件の賢い選択</h3>
+
+<p>ページデザインを最大限に改善するには、プロジェクトのユーザーエージェントの要件を合理的なものにしましょう。すべてのブラウザー、特に古いバージョンのブラウザーでコンテンツがピクセル単位で正確に見えるように要求しないでください。</p>
+
+<p>理想的には、適切な標準仕様に対応している最新のブラウザーを最低要件にするよう考慮するべきです。これには、最近のバージョンの Firefox、Internet Explorer、Google Chrome、Opera、Safari が含まれます。</p>
+
+<p>ただし、この記事に記載している秘訣の多くはあらゆるユーザーエージェントに適用できる汎用的なテクニックであり、かつブラウザーの対応要件にかかわらずどのようなウェブページにでも適用できます。</p>
+
+<h3 id="Example_page_structure" name="Example_page_structure">可能なら async や defer を使用する</h3>
+
+<p><a href="https://developer.mozilla.org/en-US/docs/HTML/Element/script#Attributes" title="https://developer.mozilla.org/en-US/docs/HTML/Element/script">async</a> と <a href="https://developer.mozilla.org/en-US/docs/HTML/Element/script#Attributes" title="https://developer.mozilla.org/en-US/docs/HTML/Element/script">defer</a> 属性の両方と互換性のある JavaScript を使用し、特に、複数の script タグがある場合、可能ならば <a href="https://developer.mozilla.org/en-US/docs/HTML/Element/script#Attributes" title="https://developer.mozilla.org/en-US/docs/HTML/Element/script">async</a> をいつでも使用してください。<br>
+ <br>
+ これにより、ページで JavaScript が読み込み中である間はレンダリングを中断できます。さもなければ、ブラウザーはこれらの属性を持たない script タグの後にあるコンテンツをレンダリングしないでしょう。</p>
+
+<p>注意: これらの属性が初回のページ読み込みに大きな効果があるとしても、属性は使用するべきですがすべてのブラウザーで動作するとは考えないようにしてください。よい JavaScript コードを作るためのガイドラインすべてに従っていれば、コードを変更する必要はありません。</p>
+
+<h2 id="Example_page_structure" name="Example_page_structure">ページ構造の例</h2>
+
+<p>· <code>HTML</code></p>
+
+<dl>
+ <dd>· <code>HEAD</code></dd>
+</dl>
+
+<dl>
+ <dd>
+ <dl>
+ <dd>· <code>LINK </code>...<br>
+ ページの外観に必要な CSS ファイルです。管理のために関連性のない CSS は別のファイルに分けるとともに、パフォーマンスのためにファイル数は最小限にしてください。</dd>
+ </dl>
+ </dd>
+</dl>
+
+<dl>
+ <dd>
+ <dl>
+ <dd>· <code>SCRIPT </code>...<br>
+ ページの読み込み中に<strong>必要な</strong>機能の JavaScript ファイルです。ページの読み込み後にしか実行しない DHTML は含めないようにしてください。</dd>
+ <dd>管理のために関連性のない JavaScript は別のファイルに分けるとともに、パフォーマンスのためにファイル数は最小限にしてください。</dd>
+ </dl>
+ </dd>
+</dl>
+
+<dl>
+ <dd>· <code>BODY</code></dd>
+ <dd>· 小さな塊 (tables / divs) のページコンテンツは、ページ全体の読み込みを待つことなく表示することができます。</dd>
+</dl>
+
+<dl>
+ <dd>
+ <dl>
+ <dd>· <code>SCRIPT </code>...<br>
+ DHTML を実行するのに用いるスクリプトです。DHTML のスクリプトはたいてい、ページが完全に読み込まれて必要なオブジェクトがすべて初期化された後にのみ実行します。よって、ページのコンテンツより先に読み込む必要はありません。先に読み込むと、ページが最初に表示されるのが遅くなります。</dd>
+ <dd>管理のために関連性のない JavaScript は別のファイルに分けるとともに、パフォーマンスのためにファイル数は最小限にしてください。</dd>
+ <dd>ロールオーバー効果で用いる画像がある場合は、ページのコンテンツをダウンロードした後に画像の先読みをしておきましょう。</dd>
+ </dl>
+ </dd>
+</dl>
+
+<h2 id="Related_Links" name="Related_Links">関連リンク</h2>
+
+<ul>
+ <li>書籍: <a class="external" href="http://www.websiteoptimization.com/">"Speed Up Your Site" by Andy King</a> (英語)</li>
+ <li>Yahoo! によるすばらしい完成された <a class="external" href="http://developer.yahoo.com/performance/rules.html" title="http://developer.yahoo.com/performance/rules.html">ウェブサイト高速化のためのベストプラクティス</a> (英語)</li>
+ <li>パフォーマンス解析・最適化向けツール: <a href="https://developers.google.com/speed/pagespeed/" title="https://developers.google.com/speed/pagespeed/">Google PageSpeed Tools</a></li>
+ <li><a href="/ja/docs/Tools/Paint_Flashing_Tool">Paint Flashing Tool</a></li>
+</ul>
diff --git a/files/ja/conflicting/learn/html/introduction_to_html/index.html b/files/ja/conflicting/learn/html/introduction_to_html/index.html
new file mode 100644
index 0000000000..1c8a7cc261
--- /dev/null
+++ b/files/ja/conflicting/learn/html/introduction_to_html/index.html
@@ -0,0 +1,87 @@
+---
+title: Historical artifacts to avoid
+slug: Web/Guide/HTML/Obsolete_things_to_avoid
+tags:
+ - HTML
+ - NeedsContent
+ - NeedsTechnicalReview
+translation_of: Learn/HTML/Introduction_to_HTML
+translation_of_original: Web/Guide/HTML/Obsolete_things_to_avoid
+---
+<h2 id="導入">導入</h2>
+
+<p>多くの人々はページのソースを見てコピー &amp; ペーストすることで、元のサイトが上手に作成されているかを考えることなく HTML、CSS、JavaScript を学習しました。これは、過去には必要であったかもしれないが現在は無意味になっているコーディングの慣習を習得してしまうことを意味します。このページでは、時間がたつにつれて不要あるいは悪い慣習になった事柄を説明します。</p>
+
+<h2 id="Doctype">Doctype</h2>
+
+<p>(X)HTML には 10 種類ほどの <a class="external" href="http://en.wikipedia.org/wiki/Document_Type_Declaration">doctype</a> があります。それらの違いはわずかです (違いがない場合もあります)。HTML5 の doctype の使用を推奨します。</p>
+
+<pre>&lt;!DOCTYPE html&gt;</pre>
+
+<p>これはすべてのブラウザ (Internet Explorer 6 を含む) で標準準拠モードになります。</p>
+
+<h2 id="&lt;meta>_要素と_charset_属性">&lt;meta&gt; 要素と <code>charset</code> 属性</h2>
+
+<p>以下の記述を含むソースコードを見ることがよくあります:</p>
+
+<pre>&lt;meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /&gt;
+</pre>
+
+<p>ところが、すべての Web ブラウザ (Internet Explorer 6 を含む) は以下のように短縮した場合でも同様に動作します:</p>
+
+<pre>&lt;meta charset="UTF-8" /&gt;
+</pre>
+
+<p>すばらしい <a class="external" href="http://blog.whatwg.org/the-road-to-html-5-character-encoding">リバースエンジニアリング</a> や <a class="external" href="http://lists.w3.org/Archives/Public/public-html/2007Jul/0550.html#replies">プラグマティズム</a> によってこの知識を獲得しました。これを使用してください。</p>
+
+<ul>
+ <li>HTML5 ではこの挙動を元にして、この構文が正式に採用されたという経緯があります。HTML5 で用いるのが良いでしょう。また、HTML5 で以前の構文を利用する事もできます。</li>
+ <li>Web 開発者の中には、適切なセマンティクスやユーザビリティを持つ HTML となっているかチェックする為に Lynx というテキストブラウザを利用する人がいます。新しい構文を用いると Lynx での表示に支障が出る場合がある点に注意して下さい。</li>
+</ul>
+
+<h2 id="Non-existing_&lt;meta>_elements" name="Non-existing_&lt;meta>_elements">存在しない <code>&lt;meta&gt;</code> 要素</h2>
+
+<p>多数の非推奨、非標準、不使用な値がいまだにサイトからサイトへコピーされています。特に以下の値は使用しないでください:</p>
+
+<ul>
+ <li><code>&lt;meta name="MSSmartTagsPreventParsing" content="true"&gt;</code>。これは Internet Explorer 6 の<em>ベータ</em>版でしか役に立ちません。このバージョンはもはや使用されず、またスマートタグ機能は削除されており復活することはないでしょう。</li>
+ <li><code>&lt;meta name="robots" content="all"&gt;</code>。robots 値が存在して、また正当であれば、<code>all</code> のような存在しない値を使用してはいけません。既定値は <code>index, follow</code> であり、これは基本的に、存在しない値 <code>all</code> で想定される動作です。<code>&lt;meta&gt;</code> 全体を削除してください。</li>
+ <li><code>&lt;meta name="copyright" content="</code><code>…</code><code>"&gt;</code>。この meta は存在しません。このタグは削除して著作権表示のページまたは箇所を作成して、それに <code>rel="copyright"</code> 値を持つ {{HTMLElement("link")}} HTML 要素でリンクしてください。</li>
+ <li><code>&lt;meta name="rating" content="</code><code>…</code><code>"&gt;。</code>この meta は存在しません。<code>&lt;meta&gt;</code> 全体を削除してください。</li>
+</ul>
+
+<h2 id="スクリプト内の_HTML_コメント">スクリプト内の HTML コメント</h2>
+
+<p>かつては一部のブラウザのみが {{ HTMLElement("script") }} タグを認識していました。そのためスクリプトとして解釈されるべきテキストを、ブラウザが表示してしまうことがありました。この現象に対する自然なアイデアは、スクリプトを HTML のコメントに収めることでした。この方法では、スクリプトを実行するブラウザはそのスクリプトを実行し、スクリプトを認識しないブラウザはスクリプトを無視しました。</p>
+
+<p>そのような時期から、我々は以下のような記述を受け継いできました:</p>
+
+<pre>&lt;script&gt;&lt;!--
+var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www.");
+document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "bla.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));
+//--&gt;
+&lt;/script&gt;
+</pre>
+
+<p>または以下のような記述:</p>
+
+<pre>&lt;script type="text/javascript"&gt;
+&lt;!--//--&gt;&lt;![CDATA[//&gt;&lt;!--
+Blabla.extend(MyFramework.settings, { "basePath": "/" });
+//--&gt;&lt;!]]&gt;
+&lt;/script&gt;
+</pre>
+
+<p>このような記述は、今日では無意味です。スクリプトを実行しないブラウザであっても、 {{ HTMLElement("script") }} タグを無視します。スクリプトだけを {{ HTMLElement("script") }} 要素の開始タグと終了タグの間に記述してください。また、{{ htmlattrxref("src", "script") }} 属性で指定する別のファイルにスクリプトを含めることもよいです。合わせて、HTML5 の {{ htmlattrxref("async", "script") }} 属性や {{ htmlattrxref("defer", "script") }} 属性を用いることも考えてみましょう。</p>
+
+<h2 id="もはや使用すべきではない要素">もはや使用すべきではない要素</h2>
+
+<h3 id="font">font</h3>
+
+<p>&lt;font&gt; タグに代わり、CSS を用いて要素や id/class セレクタにフォントスタイルを適用してください。</p>
+
+<h3 id="b_i_u">b, i, u</h3>
+
+<p>これらは少々議論の余地がありますが、適切な場合はできる限り、それぞれ {{ HTMLElement("strong") }}、 {{ HTMLElement("em") }}、CSS (<code>text-decoration:underline</code>) を適用した {{ HTMLElement("span") }} を用いるようにしてください。</p>
+
+<p>これらのうちどの要素を選択するかは、裁量に任せます。一部の開発者向けページでは、単純に {{ HTMLElement("b") }} を {{ HTMLElement("strong") }} で、{{ HTMLElement("i") }} を {{ HTMLElement("em") }} で置き換えるようにアドバイスしています。<strong>このアドバイスに従うことは悪い考えです。</strong> {{ HTMLElement("strong") }} は特に重要な記述のため、一方 {{ HTMLElement("em") }} はそれ以外に強調する記述のための要素です。たとえば、文字をイタリック体にする目的で単純に {{ HTMLElement("em") }} を用いるのは悪い考えです。強調しないイタリック体の文字列は、CSS で <code>font-style:italic</code> を用いて実現してください。同様に、書籍や芸術作品のタイトルは伝統的にイタリック体のテキストで記載しますが、このような箇所は {{ HTMLElement("em") }} や {{ HTMLElement("i") }} より {{ HTMLElement("cite") }} 用を用いる方が、より意味を持ちます。</p>