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title: Network throttling (ネットワークスロットリング)
slug: Glossary/Network_throttling
tags:
  - 用語集
  - RUM
  - リファレンス
  - 合成モニタリング
  - ウェブパフォーマンス
translation_of: Glossary/Network_throttling
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**ネットワークスロットリング**とは、インターネットの速度を意図的に低下させることです。ウェブパフォーマンスにおいて、ネットワークスロットリング、またはネットワーク状態のエミュレーションでは、サイトのターゲットユーザーの大部分が経験している低帯域の状態をエミュレートするために使用されます。

ユーザーがモバイルで経験するネットワーク状態を見落とさないようにすることが重要です。企業のオフィスビルの中で、高性能なコンピュータを使ってウェブアプリケーションを作成する開発者のインターネット速度は、一般的に非常に高速です。開発者、テクニカルライター、デザイナーであれば、このような経験があるでしょう。しかし、モバイルユーザーがウェブアプリケーションにアクセスする際のネットワーク速度は、旅行中やデータプランの適用範囲が狭い遠隔地では、インターネットに接続できたとしても非常に低速になる可能性があります。ネットワークスロットリングを使えば、開発者はユーザーの体験を再現することができます。ブラウザーのインスペクターなど、ほとんどのブラウザー開発ツールには、さまざまなネットワーク条件をエミュレートする機能があります。ネットワークスロットリングによってユーザーの体験をエミュレートすることで、ロードタイムの問題をより容易に特定し、修正することができます。

ブラウザーの開発者ツールには、一般的にネットワークスロットリングのオプションが用意されており、低速なネットワーク環境下でアプリケーションをテストすることができます。たとえば、Firefox の開発者ツールでは、[ネットワークモニター](/ja/docs/Tools/Network_Monitor)と[レスポンシブデザインモード](/ja/docs/Tools/Responsive_Design_Mode)の両方で、ネットワーク速度オプション (例: 無線 LAN、良好な3G、2G...) を含むドロップダウンメニューが利用できます。

## 関連情報

- [合成モニタリング](/ja/docs/Glossary/Synthetic_monitoring)