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title: 序文
slug: Web/API/Document_Object_Model/Preface
tags:
- DOM
- Gecko
- Gecko DOM Reference
translation_of: Web/API/Document_Object_Model
translation_of_original: Web/API/Document_Object_Model/Preface
---
<div>
{{ApiRef}}</div>
<h2 id="About_This_Reference" name="About_This_Reference">この資料について</h2>
<p>この節では、このガイドそのものについて説明します。誰のための資料で、どんな情報があって、あなた独自の DOM 開発を行うにあたってこの資料のなかの例をどのように使えるのか、について説明します。</p>
<p>この文書は書きかけなので、Gecko に実装されている DOM 関数と属性がきれいにまとめられてはいません。ただし、資料に含まれる各オブジェクトに関する文書 (<a href="/ja/docs/DOM/document" title="DOM/document">DOM Document リファレンス</a> など) は完結しています。多数の API に含まれるさまざまな資料が準備でき次第、この資料に追加します。</p>
<h2 id="Who_Should_Read_This_Guide" name="Who_Should_Read_This_Guide">この資料の対象となる読者</h2>
<p><a href="/ja/docs/DOM/DOM_Reference" title="DOM/DOM_Reference">Gecko DOM リファレンス</a> の読者は web 開発者や web ページの仕組みを知っている web の利用者です。この資料では、読者の専門知識を前提とはしていません。DOM、<a href="/ja/docs/XML" title="XML">XML</a>、web サーバ、web 標準、読者が DOM にアクセスするための言語である <a href="/ja/docs/JavaScript" title="JavaScript">JavaScript</a> に関する知識があるとは限らないものとしています。ですが、web ページの基本である <a href="/ja/docs/HTML" title="HTML">HTML</a> とブラウザとスタイルシートなどは押さえているものとして書かれています。</p>
<p>「導入の記述がある」 「例が多様」 「説明が詳しい」 という点では、「初心者向け」 のハッキングガイドと言うこともできます。ただし、一般的に言って、技術資料というものは web 開発の経験があっても無くても、その人たちにとって有用な資料である必要があります。</p>
<h2 id="What_is_Gecko.3F" name="What_is_Gecko.3F">Gecko とは?</h2>
<p>Mozilla と Firefox、Netscape 6 以上、そのほかの Mozilla をもとにしたブラウザの DOM 実装は同一のものです。というのも、これらのブラウザは同じ技術を使用しているからです。<span class="comment">naturally, it applies only to products based on the same version of Gecko, but it's tricky to explain</span></p>
<p>Gecko はこれらのブラウザの中にあるソフトウェアコンポーネントのことで、HTML の解析、ページのレイアウト、ドキュメント・オブジェクト・モデル、そしてアプリケーション・インタフェースの描画も処理しています。Gecko は、速く、標準に準拠した描画エンジンで、W3C の DOM 標準や DOM に類似した(しかし標準化されていない)ブラウザ・オブジェクト・モデル(例:<a href="/ja/docs/DOM/window" title="DOM/window"><code>window</code></a> など)を、web ページやブラウザのアプリケーション・インタフェース(<em>chrome</em>)において、実装します。</p>
<p>ブラウザによって表示されるアプリケーション・インタフェースやコンテントは実際には異なりますが、DOM はこれらを一律にノードの階層として提示します。<span class="comment">(commenting this incomplete sentence out for now...) The tree structure of the DOM (which in its application to the user</span></p>
<h2 id="API_Syntax" name="API_Syntax">API 構文</h2>
<p>各資料には、構文、入出力の引数 (return 型が与えられている return 型の場所) 、例、補足、該当仕様へのリンクがあります。</p>
<p>とくに読みとり専用属性の文法は基本的に一行だけです。なぜなら、それらのプロパティは設定できずアクセスしかできないからです。例えば、<code>screen</code> オブジェクトの <code>availHeight</code> は読取専用の属性なので、次のような構文で書かれています。</p>
<pre class="brush:js">iAvail = window.screen.availHeight
</pre>
<p>つまり、式の右辺の属性だけが利用できるということです。それに対して、読み書き可能な属性の場合は、次の例でも分かるように、値を設定することもできます。</p>
<pre class="brush:js">msg = window.status
window.status = msg
</pre>
<p>一般に、メンバの記述があるオブジェクトの場合、その構文は簡潔な型になります。例えば、要素ならなんでも <code>element</code> ですし、document オブジェクトなら <code>document</code> ですし、TABLE オブジェクトなら <code>TABLE</code> といった具合です (データ型について詳しくは<a href="/ja/docs/DOM/DOM_Reference/Introduction#Important_Data_Types" title="DOM/DOM_Reference/Introduction#Important_Data_Types">重要なデータ型</a> を参照してください)。</p>
<h2 id="Using_the_Examples" name="Using_the_Examples">例の使い方</h2>
<p>資料にある例のうち、その多くは単独のファイルとして完結しているものです。新しいファイルにコピーしてブラウザで開くと、きちんと動作します。コード断片もあります。断片の場合は、その断片を JavaScript コールバック関数内で使うことができます。例えば、 <a href="/ja/docs/DOM/window.document" title="DOM/window.document">window.document</a> 属性の資料にある例を次のように関数内に入れて、ボタンが押されたら呼ばれるような確認コードを書くことができます。</p>
<pre class="brush:html"><!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Test Page</title>
<script>
function testWinDoc() {
doc = window.document;
alert(doc.title);
}
</script>
</head>
<body>
<button onclick="testWinDoc();">test document property</button>
</body>
</html>
</pre>
<p>すぐに利用できるように梱包されていないオブジェクトのメンバーについても、上記のような関数やページを作り出すことができます。「テスト実行環境」 の導入部分にある <a href="/ja/docs/DOM/DOM_Reference/Introduction#Testing_the_DOM_API" title="DOM/DOM_Reference/Introduction#Testing_the_DOM_API">DOM API のテスト</a> の節を参照してください。それを使うと、一度に、たくさんの API の動作を確認できます。</p>
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