files/ja/web/html/element/portal/index.html


1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86

---
title: '<portal>: ポータル要素'
slug: Web/HTML/Element/portal
tags:
  - Content
  - Element
  - Embedded content
  - Embedding
  - HTML
  - HTML embedded content
  - Reference
  - Web
  - Portal
translation_of: Web/HTML/Element/portal
---
<div>{{HTMLRef}}</div>

<p><span class="seoSummary"><strong>HTML のポータル要素 (<code>&lt;portal&gt;</code>)</strong> は、他の HTML ページを現在のページに埋め込み、新しいページへの移動がスムーズにできるようにします。</span></p>

<p><code>&lt;portal&gt;</code> は <code>&lt;iframe&gt;</code> に似ています。 <code>&lt;iframe&gt;</code> では独立した{{Glossary("browsing context", "閲覧コンテキスト")}}を作成して埋め込みます。しかし、 <code>&lt;portal&gt;</code> で埋め込まれるコンテンツは <code>&lt;iframe&gt;</code> の場合よりも制限されます。これを操作することはできませんので、文書にウィジェットを埋め込むには適していません。その代わり、 <code>&lt;portal&gt;</code> は他のページのコンテンツのプレビューとして動作します。そのため、埋め込まれたコンテンツへのシームレスな遷移により移動を行うことができます。</p>

<table class="properties">
  <tbody>
    <tr>
      <th scope="row">暗黙の ARIA ロール</th>
      <td><a href="/ja/docs/Web/Accessibility/ARIA/Roles/button_role">button</a></td>
    </tr>
    <tr>
      <th scope="row">DOM インターフェイス</th>
      <td>{{domxref("HTMLPortalElement")}}</td>
     </tr>
  </tbody>
</table>
   
<h2 id="Attributes">属性</h2>

<p>この要素には<a href="/ja/docs/Web/HTML/Global_attributes">グローバル属性</a>があります。</p>

<dl>
  <dt id="attr-referrer">{{htmlattrdef("referrerpolicy")}}</dt>
  <dd><a href="/ja/docs/Web/HTTP/Headers/Referrer-Policy">リファラーポリシー</a>を設定します。これは、 <code>src</code> 属性の値で指定された URL のページをリクエストする際に使用されます。
  </dd>
  <dt id="attr-src">{{htmlattrdef("src")}}</dt>
  <dd>埋め込むページの URL です。</dd>
</dl>

<h2 id="Examples">例</h2>

<h3>基本的な例</h3>

<p>以下の例は <code>https://example.com</code> のコンテンツをプレビューとして埋め込みます。</p>

<pre class="brush:html">&lt;portal id="exampleportal" src="https://example.com/"&gt;&lt;/portal&gt;</pre>

<h2 id="Accessibility_concerns">アクセシビリティの考慮</h2>

<p><code>&lt;portal&gt;</code>が表示するプレビューは、操作が可能ではないため、入力イベントやフォーカスを受けません。そのため、ポータルの埋め込みコンテンツは、{{Glossary("accessibility tree", "アクセシビリティツリー")}}の要素として公開されません。ポータルは、ボタンのように移動してアクティブにすることができ、クリックしたときの既定の動作は、ポータルを有効にすることです。</p>

<p>ポータルには、埋め込まれたページのタイトルが既定のラベルが与えられます。タイトルがない場合は、プレビューで表示されるテキストが結合されてラベルが作成されます。 {{htmlattrxref("aria-label")}} 属性を使用すると、これを上書きすることができます。</p>

<p>事前レンダリングのためにポータルを使用する場合は、 HTML の hidden 属性または CSS の {{cssxref("display")}} プロパティの値を <code>none</code> にして非表示にしてください。</p>

<p>ポータルがアクティブ化している間にアニメーションを使用する場合は、 {{cssxref("@media/prefers-reduced-motion", "prefers-reduced-motion")}} <a href="/ja/docs/Web/CSS/@media#メディア特性">メディア特性</a>を尊重してください。</p>

<h2 id="Specifications">仕様書</h2>

<table class="standard-table">
 <thead>
  <tr>
   <th scope="col">仕様書</th>
   <th scope="col">状態</th>
   <th scope="col">備考</th>
  </tr>
 </thead>
 <tbody>
   <tr>
   <td>{{SpecName('Portals')}}</td>
   <td>{{Spec2('Portals')}}</td>
   <td>初回定義</td>
  </tr>
 </tbody>
</table>

<h2 id="Browser_compatibility">ブラウザーの互換性</h2>

<p>{{Compat("html.elements.portal")}}</p>